2024/11/25 05:50 |
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2009/06/05 17:32 |
末日聖徒イエス・キリスト教会 |
末日聖徒イエス・キリスト教会(まつじつせいとイエスキリストきょうかい、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints; LDS.)は、1830年アメリカ合衆国にてジョセフ・スミス・ジュニアによって創始されたイエス・キリストを信じる教会。本部は、アメリカ合衆国ユタ州のソルトレイクシティ。一般にはモルモン教会、あるいはモルモン教として知られている。
ジョセフ・スミスの死後、妻エマ・スミスが設立した復元末日聖徒イエス・キリスト教会(現・コミュニティ・オブ・クライスト、日本名「復元イエス・キリスト教会」)も関連項目として挙げられるが、詳細はコミュニティ・オブ・クライストの項目を参照。
末日聖徒イエス・キリスト教会は、イエス・キリストの教会がキリストと十二使徒の死後、世界史に言ういわゆる背教の道をたどり、頽廃、分派を繰り返し、神権という神の権能が失われたと信じている。ジョセフ・スミスは、教派間の争いや矛盾に疑問を抱き、キリストの教会がどの教会であるかについて神に祈り求め、その結果、神とイエス・キリストの訪れを受けたと証した。その啓示に基づくと、キリストはジョセフ・スミスに古代に建てられたキリストの教会を回復するように命じ、末日聖徒イエス・キリスト教会の設立に至った。
現在の会員数は教会の公式発表では全世界で1200万人超(ただしバプテスマを受けていない8歳未満の末日聖徒家族の子供を含めた数)。アメリカ合衆国内においては4位の規模としているが、2001年のニューヨーク市立大学の調査では10位に留まると推定している。日本国内に約320箇所の礼拝施設を構えている。 この宗教は、アメリカ合衆国建国(1776年)、合衆国憲法制定(1789年)、憲法修正第1条~第10条制定(1791年)、憲法修正第1条では、宗教・信条の自由が史上初めて権利として認められた合衆国草創期に設立され、西部への入植の歴史があることから、「開拓期を象徴する宗教」とも言われる。
教義
末日聖徒イエス・キリスト教会は次のことを信じている。
天の父なる神と、神格を備えたその長子イエス・キリストと、神格を備えイエスをキリストと証明する聖霊とを信じる。 父と子と聖霊は常に一致して事をなす。 アダムの違反は、神が与えた自由意志の結果であり、人類を生ずるために神の目に適った行いであった。 この違反によって堕落が生じ、この世に不完全さと死がもたらされ、すべての人は自分の罪から真理を学ぶ機会を与えられた。 イエスはアダムの違反の責任と、人の犯す罪の懲らしめを受けるために死をもって贖われ、キリストとして人を父なる神にとりなす者となった。 イエスをキリストとして信じ従うものは、イエスの名に免じて罪が許され、最期の審判で罪なしと宣言されて神の国に入る。
神の国に入った者は互いに助け合って永遠に成長する機会が与えられる。 その中には神格が与えられる者も出る。 キリストを受け入れない者は、自ら罪の懲らしめを受けるが、サタンの影響に耐え切れず取り残される。 人がキリストを受け入れるか否かは神が与えた自由であって誰もそれを奪うことは許されず、試しの期間はその人が産まれてから、死を超えて最期の審判までの間であり、その間に行った言動によって、キリストを受け入れている者かどうかが問われる。 死後の善行や改心には多大の時間とより多くの苦労が伴う。
新約聖書時代、イエス・キリストが教えられたのと同じ原則・教義・真理、神権、そして儀式が、預言者ジョセフ・スミス・ジュニアを媒介として同教会に回復された。この信念の根本をなしているのは、「生ける預言者」とされる大管長が霊感を通して直接神から与えられ続ける新たな啓示や聖文である。
特徴 [編集]
バプテスマ(洗礼)
バプテスマは、人がキリストと交わす最初の契約とされる。 形式は全身を水に浸ける全浸礼である。 伝統キリスト教のバプテスマと末日聖徒のバプテスマは同じ儀式でありながら捕らえ方が根本的に異なる。 末日聖徒はバプテスマを受けただけでは救われないと信じている。
伝統キリスト教のバプテスマと異なり、社会的成熟度や社会的貢献度、人格、財政状態、若年かどうか、軽度の知的障害者かどうか、キリスト教に関する細かい知識、などは一切選考の基準に含まれていない。(ただし未成年者は保護者の同意が必要) 教会の基礎的な教義と指導方針(タブー等)が理解でき、かつキリストへの信仰があるならばバプテスマが施される。
教義の基礎以上の知識は必要とされず、キリストを信仰したいという意思を尊重して施され、改宗までの期間も非常に短いことから、十分教義を理解してバプテスマを受ける信者はまれである。
末日聖徒はバプテスマの後1,2年学んで「洗いの儀式」を含むエンダウメントという一連の儀式が神殿で行われ、クリスチャンネームもそこで受ける。エンダウメントの直前にバプテスマの時の約束が再確認され、教会員としての資質が審査される。
勧誘(伝道)は非常に熱心で、宣教師、一般教会員を問わず伝道の責任がある。訪れやすくするために無料英会話や諸々のパーティ、スポーツ大会などが催される。
「来世」観
人は死ぬと霊となって存在し、キリストについて悟る猶予の時間が与えられる。 やがてこの世に生を受けた全ての人間は復活し、「神の裁きの法廷」に立たされる。人間は、これまでの思いと行いによって裁かれて、神の国に入るか、「外の暗闇(滅び)」に取り残されるかが決定される。誰もが人生のどこかで罪を負っており、法廷に立った時点でキリストとの契約が有効である者は、キリストの情状酌量(贖い)が受けられ、神の国に入ることが許される。 契約が有効でない者は罪ありとされ、「外の暗闇」に取り残され、サタンに支配される。(魂が消滅することはない。) これが教会の教義の根幹となっている。
さらに、神の国は「日の栄」「月の栄」「星の栄」に分かれており、それぞれ「神」「キリスト」「精霊」が管理する国となっている。 裁きによって分けられた住人はそれぞれの管理者に従う天使となって働く。 星の栄は月の栄に従属し、月の栄は日の栄えに従属しており、全員で神の計画を実現する働きをする。
「日の栄」は三つに分かれておりその一つは「昇栄」と呼ばれ、そこに行った者のみが神の位を受ける。そのためには教会が認めた者からバプテスマを受け、また諸々の教会の戒めを守り、神殿結婚を含む必要な全ての儀式を受けることが条件とされる。
「月の栄」は日の栄えには劣るものの、イエス・キリストの教えに従う者が行くところである。
「星の栄」はイエス・キリストの教えに従えないものの、精霊の導きを否定しない者が行くところである。
「神権」
旧約族長時代の「神権」が回復されたと信じており、12歳以上の男性は年齢とふさわしさに基づきアロン神権(執事・教師・祭司・監督)、18歳以上のアロン神権者はメルキゼデク神権(長老・大祭司・七十人・祝福師・使徒)に聖任される。このうちメルキゼデク神権を保有する男性会員は、新約聖書のイエス・キリストとその弟子たちと同様の「癒しの権能」を持つとされている。女性に対しては神権は授与されない。1978年のスペンサー・W・キンボール大管長の「公式の宣言」により、人種差別と長く言われてきた黒人への神権授与資格を認めた。
神殿
一般の礼拝施設である教会堂の他、神殿と呼ばれる特別な礼拝施設を持つ(日本では東京・福岡)。教会員は教会への入会後、最低1年を過ぎ、戒めの遵守、教義の理解が基準に達したと地域教会指導者(ステーク会長)に認められると、神殿推薦状(2年間有効)の発行を受ける。神殿推薦状の発行を受けた会員は、神殿での特別の儀式(イニシャトリ、エンダウメント、結び固め)を受ける事が出来る。神殿の儀式を通して、会員は神と特別な誓約を結ぶとされる。死者のためのバプテスマの儀式に限り、「限定神殿推薦状」を発行された12歳以上の一般会員にも参入が許される。神殿は地上で唯一、サタンが入り込めないところとされており、神殿外に情報を与えないために教会員は内部で行われた儀式等は口外してはならないことになっている。
聖職者
一部を除き、有給専任の聖職者を置いておらず、地域教会は全て一般会員より任命された指導者(奉仕)によって運営されている。神権の位、経験等を考慮して、男女を問わず、ほぼ全ての会員に何らかの責任を与えている。教会での責任のとらえ方は一般のカトリックやプロテスタントの聖職者のとらえ方とは異なる。カトリックやプロテスタントでは聖職者になるには一般的に5年以上の専門教育を神学校等で学ぶが、末日聖徒イエス・キリスト教会ではこのような専門職を養成しないため、たとえばギリシア語やヘブル語原文で聖書を講解するといった人材はほとんどいない。主に、地方の教会を管理するものや教師などで様々である。
一夫多妻
創始者ジョセフ・スミスら限られた数の教会員は一夫多妻制を実行していたが、現在一夫多妻制は実施しておらず、教会員で行う者がいれば破門される。これについて、教会は一夫多妻は神の命によりのみ行われる場合があり、当時は誤りだったとはみとめていない。公式宣言で実施を停止している。現在一夫多妻を実施している集団は、末日聖徒イエス・キリスト教会との関わりはない。
政治 ・実業
糸数慶子
J・ウィラード・マリオット
エズラ・タフト・ベンソン
ケント・ギルバート
ケント・デリカット
スティーブン・R・コヴィー
L・タッド・バッジ
リチャード・L・フォルソム
ケビン・ロリンズ
ウィラード・ミット・ロムニー
Stephen R. Covey→Founder, FranklinCovey
Nolan D. Archibald→CEO, Black and Decker
Gary L Crittenden→CFO, American Express Company
Ron Dittemore→director, space shuttle program
Ray Noorda→CEO, Novell
Kay Whitmore→CEO, Eastman Kodak(1932-2004)
ハリー・M・リード(Harry Reid)
ブッチ・キャシディ(本名Robert LeRoy Parker 1866年-1908年頃 映画「明日に向って撃て!」のモデル)
学術
ヘンリー・アイリング
まつもとゆきひろ
Philo T. Farnsworth→inventor (television)
Robert B. Ingebretsen→inventor (compact discs)
Kim Clark→President of BYU- Idaho,Former dean Harvard Business School
Dr. V. Lane Rawlins→President, Washington State University
Steven Charles Wheelwright→senior associate dean, Harvard University
James Fletcher(1919-1991)→NASA Administrator
芸能 ・スポーツ
あすかあきお(飛鳥昭雄)
岸さん一家 ・岸信子
bless4 (AKINO)
斎藤こず恵
斉藤由貴
田中清
若桜木虔
オースン・スコット・カード
オズモンズ (en:The Osmonds)
バンス・ロー
デール・マーフィー
スティーブ・ヤング
エリザ・ドゥシュク
ザ・ジェッツ (en:The Jets)
ジョン・ヘダー
グラディス・ナイト
エイミー・アダムス
コルビン・オールレッド
※少し脱線したが、信徒に飛鳥 昭雄がいるのが笑えた(笑)中東を理解するうえでおおよそ3つの一神教について調べていたら、一時期英語を話す場として利用させてもらった、末日聖徒イエス・キリスト教会に関する資料にたどりついたのでページをさういてみた。珍しくアメリカ発の新興団体。開拓精神に溢れている点が宗教団体らしからぬ健全さを放つが、一部の日本人からは、不信感に富む団体と見られている模様。まいど思うが、仏教の上座部的な関わり方が、宗教を政治にさせない1つの方法だと思う。団体になった途端に宗教団体はただの人の集団となる。もとい、次回からはまたキリスト教について。
ジョセフ・スミスの死後、妻エマ・スミスが設立した復元末日聖徒イエス・キリスト教会(現・コミュニティ・オブ・クライスト、日本名「復元イエス・キリスト教会」)も関連項目として挙げられるが、詳細はコミュニティ・オブ・クライストの項目を参照。
末日聖徒イエス・キリスト教会は、イエス・キリストの教会がキリストと十二使徒の死後、世界史に言ういわゆる背教の道をたどり、頽廃、分派を繰り返し、神権という神の権能が失われたと信じている。ジョセフ・スミスは、教派間の争いや矛盾に疑問を抱き、キリストの教会がどの教会であるかについて神に祈り求め、その結果、神とイエス・キリストの訪れを受けたと証した。その啓示に基づくと、キリストはジョセフ・スミスに古代に建てられたキリストの教会を回復するように命じ、末日聖徒イエス・キリスト教会の設立に至った。
現在の会員数は教会の公式発表では全世界で1200万人超(ただしバプテスマを受けていない8歳未満の末日聖徒家族の子供を含めた数)。アメリカ合衆国内においては4位の規模としているが、2001年のニューヨーク市立大学の調査では10位に留まると推定している。日本国内に約320箇所の礼拝施設を構えている。 この宗教は、アメリカ合衆国建国(1776年)、合衆国憲法制定(1789年)、憲法修正第1条~第10条制定(1791年)、憲法修正第1条では、宗教・信条の自由が史上初めて権利として認められた合衆国草創期に設立され、西部への入植の歴史があることから、「開拓期を象徴する宗教」とも言われる。
教義
末日聖徒イエス・キリスト教会は次のことを信じている。
天の父なる神と、神格を備えたその長子イエス・キリストと、神格を備えイエスをキリストと証明する聖霊とを信じる。 父と子と聖霊は常に一致して事をなす。 アダムの違反は、神が与えた自由意志の結果であり、人類を生ずるために神の目に適った行いであった。 この違反によって堕落が生じ、この世に不完全さと死がもたらされ、すべての人は自分の罪から真理を学ぶ機会を与えられた。 イエスはアダムの違反の責任と、人の犯す罪の懲らしめを受けるために死をもって贖われ、キリストとして人を父なる神にとりなす者となった。 イエスをキリストとして信じ従うものは、イエスの名に免じて罪が許され、最期の審判で罪なしと宣言されて神の国に入る。
神の国に入った者は互いに助け合って永遠に成長する機会が与えられる。 その中には神格が与えられる者も出る。 キリストを受け入れない者は、自ら罪の懲らしめを受けるが、サタンの影響に耐え切れず取り残される。 人がキリストを受け入れるか否かは神が与えた自由であって誰もそれを奪うことは許されず、試しの期間はその人が産まれてから、死を超えて最期の審判までの間であり、その間に行った言動によって、キリストを受け入れている者かどうかが問われる。 死後の善行や改心には多大の時間とより多くの苦労が伴う。
新約聖書時代、イエス・キリストが教えられたのと同じ原則・教義・真理、神権、そして儀式が、預言者ジョセフ・スミス・ジュニアを媒介として同教会に回復された。この信念の根本をなしているのは、「生ける預言者」とされる大管長が霊感を通して直接神から与えられ続ける新たな啓示や聖文である。
特徴 [編集]
バプテスマ(洗礼)
バプテスマは、人がキリストと交わす最初の契約とされる。 形式は全身を水に浸ける全浸礼である。 伝統キリスト教のバプテスマと末日聖徒のバプテスマは同じ儀式でありながら捕らえ方が根本的に異なる。 末日聖徒はバプテスマを受けただけでは救われないと信じている。
伝統キリスト教のバプテスマと異なり、社会的成熟度や社会的貢献度、人格、財政状態、若年かどうか、軽度の知的障害者かどうか、キリスト教に関する細かい知識、などは一切選考の基準に含まれていない。(ただし未成年者は保護者の同意が必要) 教会の基礎的な教義と指導方針(タブー等)が理解でき、かつキリストへの信仰があるならばバプテスマが施される。
教義の基礎以上の知識は必要とされず、キリストを信仰したいという意思を尊重して施され、改宗までの期間も非常に短いことから、十分教義を理解してバプテスマを受ける信者はまれである。
末日聖徒はバプテスマの後1,2年学んで「洗いの儀式」を含むエンダウメントという一連の儀式が神殿で行われ、クリスチャンネームもそこで受ける。エンダウメントの直前にバプテスマの時の約束が再確認され、教会員としての資質が審査される。
勧誘(伝道)は非常に熱心で、宣教師、一般教会員を問わず伝道の責任がある。訪れやすくするために無料英会話や諸々のパーティ、スポーツ大会などが催される。
「来世」観
人は死ぬと霊となって存在し、キリストについて悟る猶予の時間が与えられる。 やがてこの世に生を受けた全ての人間は復活し、「神の裁きの法廷」に立たされる。人間は、これまでの思いと行いによって裁かれて、神の国に入るか、「外の暗闇(滅び)」に取り残されるかが決定される。誰もが人生のどこかで罪を負っており、法廷に立った時点でキリストとの契約が有効である者は、キリストの情状酌量(贖い)が受けられ、神の国に入ることが許される。 契約が有効でない者は罪ありとされ、「外の暗闇」に取り残され、サタンに支配される。(魂が消滅することはない。) これが教会の教義の根幹となっている。
さらに、神の国は「日の栄」「月の栄」「星の栄」に分かれており、それぞれ「神」「キリスト」「精霊」が管理する国となっている。 裁きによって分けられた住人はそれぞれの管理者に従う天使となって働く。 星の栄は月の栄に従属し、月の栄は日の栄えに従属しており、全員で神の計画を実現する働きをする。
「日の栄」は三つに分かれておりその一つは「昇栄」と呼ばれ、そこに行った者のみが神の位を受ける。そのためには教会が認めた者からバプテスマを受け、また諸々の教会の戒めを守り、神殿結婚を含む必要な全ての儀式を受けることが条件とされる。
「月の栄」は日の栄えには劣るものの、イエス・キリストの教えに従う者が行くところである。
「星の栄」はイエス・キリストの教えに従えないものの、精霊の導きを否定しない者が行くところである。
「神権」
旧約族長時代の「神権」が回復されたと信じており、12歳以上の男性は年齢とふさわしさに基づきアロン神権(執事・教師・祭司・監督)、18歳以上のアロン神権者はメルキゼデク神権(長老・大祭司・七十人・祝福師・使徒)に聖任される。このうちメルキゼデク神権を保有する男性会員は、新約聖書のイエス・キリストとその弟子たちと同様の「癒しの権能」を持つとされている。女性に対しては神権は授与されない。1978年のスペンサー・W・キンボール大管長の「公式の宣言」により、人種差別と長く言われてきた黒人への神権授与資格を認めた。
神殿
一般の礼拝施設である教会堂の他、神殿と呼ばれる特別な礼拝施設を持つ(日本では東京・福岡)。教会員は教会への入会後、最低1年を過ぎ、戒めの遵守、教義の理解が基準に達したと地域教会指導者(ステーク会長)に認められると、神殿推薦状(2年間有効)の発行を受ける。神殿推薦状の発行を受けた会員は、神殿での特別の儀式(イニシャトリ、エンダウメント、結び固め)を受ける事が出来る。神殿の儀式を通して、会員は神と特別な誓約を結ぶとされる。死者のためのバプテスマの儀式に限り、「限定神殿推薦状」を発行された12歳以上の一般会員にも参入が許される。神殿は地上で唯一、サタンが入り込めないところとされており、神殿外に情報を与えないために教会員は内部で行われた儀式等は口外してはならないことになっている。
聖職者
一部を除き、有給専任の聖職者を置いておらず、地域教会は全て一般会員より任命された指導者(奉仕)によって運営されている。神権の位、経験等を考慮して、男女を問わず、ほぼ全ての会員に何らかの責任を与えている。教会での責任のとらえ方は一般のカトリックやプロテスタントの聖職者のとらえ方とは異なる。カトリックやプロテスタントでは聖職者になるには一般的に5年以上の専門教育を神学校等で学ぶが、末日聖徒イエス・キリスト教会ではこのような専門職を養成しないため、たとえばギリシア語やヘブル語原文で聖書を講解するといった人材はほとんどいない。主に、地方の教会を管理するものや教師などで様々である。
一夫多妻
創始者ジョセフ・スミスら限られた数の教会員は一夫多妻制を実行していたが、現在一夫多妻制は実施しておらず、教会員で行う者がいれば破門される。これについて、教会は一夫多妻は神の命によりのみ行われる場合があり、当時は誤りだったとはみとめていない。公式宣言で実施を停止している。現在一夫多妻を実施している集団は、末日聖徒イエス・キリスト教会との関わりはない。
政治 ・実業
糸数慶子
J・ウィラード・マリオット
エズラ・タフト・ベンソン
ケント・ギルバート
ケント・デリカット
スティーブン・R・コヴィー
L・タッド・バッジ
リチャード・L・フォルソム
ケビン・ロリンズ
ウィラード・ミット・ロムニー
Stephen R. Covey→Founder, FranklinCovey
Nolan D. Archibald→CEO, Black and Decker
Gary L Crittenden→CFO, American Express Company
Ron Dittemore→director, space shuttle program
Ray Noorda→CEO, Novell
Kay Whitmore→CEO, Eastman Kodak(1932-2004)
ハリー・M・リード(Harry Reid)
ブッチ・キャシディ(本名Robert LeRoy Parker 1866年-1908年頃 映画「明日に向って撃て!」のモデル)
学術
ヘンリー・アイリング
まつもとゆきひろ
Philo T. Farnsworth→inventor (television)
Robert B. Ingebretsen→inventor (compact discs)
Kim Clark→President of BYU- Idaho,Former dean Harvard Business School
Dr. V. Lane Rawlins→President, Washington State University
Steven Charles Wheelwright→senior associate dean, Harvard University
James Fletcher(1919-1991)→NASA Administrator
芸能 ・スポーツ
あすかあきお(飛鳥昭雄)
岸さん一家 ・岸信子
bless4 (AKINO)
斎藤こず恵
斉藤由貴
田中清
若桜木虔
オースン・スコット・カード
オズモンズ (en:The Osmonds)
バンス・ロー
デール・マーフィー
スティーブ・ヤング
エリザ・ドゥシュク
ザ・ジェッツ (en:The Jets)
ジョン・ヘダー
グラディス・ナイト
エイミー・アダムス
コルビン・オールレッド
※少し脱線したが、信徒に飛鳥 昭雄がいるのが笑えた(笑)中東を理解するうえでおおよそ3つの一神教について調べていたら、一時期英語を話す場として利用させてもらった、末日聖徒イエス・キリスト教会に関する資料にたどりついたのでページをさういてみた。珍しくアメリカ発の新興団体。開拓精神に溢れている点が宗教団体らしからぬ健全さを放つが、一部の日本人からは、不信感に富む団体と見られている模様。まいど思うが、仏教の上座部的な関わり方が、宗教を政治にさせない1つの方法だと思う。団体になった途端に宗教団体はただの人の集団となる。もとい、次回からはまたキリスト教について。
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