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中東観察

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2009/07/10
11:33
ヨルダン川西岸入植 イスラエル本格譲歩望めず 2009/7/10

 エジプトのムバラク大統領は、7日、首都カイロでイスラエルのペレス大統領と会談し、「中東和平プロセスで、これ以上失敗するわけにはいかない」と述べ た。ムバラク大統領は、2002年のアラブ和平案、03年の中東和平「ロードマップ(工程表)」に言及し、和平のための確固たる基礎があると強調した。 「ロードマップ」はイスラエルにヨルダン川西岸への入植凍結を求めている。

イスラエルのバラク国防相は、6日、ロンドンで米国のミッチェル中東和平担当特使と入植問題について協議し、「まだ道のりは長い」と述べた。

米国政府は、アラブ側に、イスラエルが入植を凍結すれば、イスラエルへの制裁を緩和するよう求めている。アラブ諸国は、イスラエル航空の乗り入れや大使館設置を拒否している。

一方、イスラエルのネタニヤフ政権は入植地人口の「自然増加」を要求し続けている。同国の最大限の譲歩として、バラク国防相は入植地の新規住宅着工を一時的に控えると示唆した。

アラブ諸国は、イスラエルとの関係に非常に慎重だ。たとえイスラエルが入植を凍結しても、関係改善は非常にゆっくりと段階的に進む可能性が高い。イスラ エルは、米国の機嫌をとるために戦術的な譲歩をすることはあっても、安全保障上の脅威とみなす戦略的問題について譲歩しないだろう。
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