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2009/07/25 11:16 |
天使、160年ぶり“降臨” イスタンブールの博物館 |
ビザンチン帝国時代にキリスト教の大聖堂として建てられ、オスマン帝国下でモスク(イスラム教礼拝所)に転用されたトルコ西部イスタンブールのアヤソフィア博物館で25日までに、天使を描いたビザンチン時代のモザイク画の顔部分が約160年ぶりにしっくいの下から姿を現した。トルコメディアが伝えた。
大聖堂内壁のモザイク画は、ビザンチン帝国の首都コンスタンティノープル(現イスタンブール)が1453年にオスマン帝国に占領された直後、偶像崇拝を禁じるイスラムの教義に従い、塗りつぶされた。
6つの羽を持った天使のモザイク画は天井のドーム下部にあり、保存状態は良好。オスマン帝国時代の19世紀中ごろ、スイス人建築家が存在を確認し修復した後、再びしっくいで覆い隠されていた。(共同)
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