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2009/07/21 06:16 |
拘束の英大使館員、最後の1人保釈 イラン当局 |
【テヘラン=吉武祐】6月のイラン大統領選後、選挙に不正があったと訴える抗議行動を「扇動」するなど騒乱に加担したとして、イランの司法当局に拘束されていた英国大使館現地職員で政務顧問のホセイン・ラサム氏が19日、保釈された。関係者が明らかにした。
ラサム氏は同大使館現地職員の筆頭格で、イランの政治動向の分析を担当。6月27日、同僚の現地職員8人とともに拘束された。ラサム氏以外は既に釈放されている。
AFP通信によると、ラサム氏の弁護士は「保釈のため10億リアル(約950万円)を払った」と語った。「国家の治安を害した罪」で訴追され、裁判になる見通しだが、容疑の詳細は知らされていないという。
英国側は「罪状」は事実無根と反発しており、イランと英国や欧州連合(EU)諸国の間で問題化している。
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