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2009/07/16 11:27 |
「行動するのはいまだ」 米国務長官、イランに対話呼びかけ |
【ワシントン=有元隆志】クリントン米国務長官は15日、ワシントン市内で講演し、イラン政府が先月の大統領選の結果をめぐる抗議デモを弾圧したことについて、「容認できない」としながらも、核問題をめぐるイランとの直接交渉は推進する考えを示した。長官は「行動するのはいまだ」と対話に応じるようイランに呼びかけた。
長官は直接交渉に関して、「イラン側に対して、国際社会の一員として参加するか、さらなる孤立の道を歩むかの選択肢を示す最もよい機会となる」と意義を強調した。
ただ同時に、「大統領も私も対話に幻想は抱いていない。対話の機会は無期限に開かれているわけではない」とも述べた。オバマ大統領は5月中旬に行われたネタニヤフ・イスラエル首相との会談で、交渉期限は設けないものの年末までに交渉の進展を見極める方針を表明した。
クリントン長官はイラン政府の大統領選後の対応について、「暴力で国民の声を封じ、外国人記者や国民を逮捕し、追放することで行動を隠そうとしたやり方には驚かされた」と批判した。
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