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2009/07/23 15:37 |
イラン:「イスラエル側が大統領暗殺計画」情報相 |
【テヘラン春日孝之】イランのモホセニエジェイ情報相は、先月の大統領選当時にイスラエルがアフマディネジャド大統領暗殺を計画したと述べた。革命 防衛隊系のファルス通信が伝えた。当局は大統領選後の混乱を「敵の陰謀」と強調しており、発言は、国内統合を狙った情報戦の一環の可能性がある。
情報相は17日、イスラエル当局者がイランの反体制組織ムジャヒディン・ハルク(MKO)のメンバーとエジプト東部のシャルムエルシェイクやパリで接触し、暗殺を依頼したと述べた。計画が実行されなかった理由には触れていない。
情報相は「敵は同じ目的のため、イラン東部の反体制派にもアプローチした」とも語った。東部シスタン・バルチスタン州は反体制武装組織ジュンダラーの根拠地。当局は以前から「米国が背後で組織を支援している」と主張してきた。
「大統領の暗殺」を巡っては、昨年6月にも国営メディアが報じた。アフマディネジャド大統領が隣国イラクを訪問(同3月)した際、「敵が自分を拉致し暗殺しようとしたが、(察知して)予定を間際に変更した」と語ったという。
今回の選挙のテレビ討論で、改革派のムサビ元首相はこの「暗殺計画」に触れ「大統領の空想」の一例としてやり玉に挙げている。
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