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中東観察

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2009/07/30
10:55
全国民分のワクチン確保へ=新型インフル対策で-イスラエル

 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は29日、新型インフルエンザの大流行に備え、全国民分のワクチンを確保するよう保健当局に指示した。イスラエル放送が伝えた。
 イスラエルの人口は約750万人。政府はワクチン確保の予算として、約4億5000万シェケル(約110億円)を計上する。
 イスラエルではこれまでに少なくとも1500人の感染者が出ており、27日には初めて死亡例が確認された。同国保健省は、今後数カ月で人口の4分の1に感染が広がる可能性があると警告している。(2009/07/29-23:11)

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2009/07/30
10:53
イラク:イラン反体制組織と治安部隊が衝突 9人が死亡

 【カイロ和田浩明】イランの国外反体制組織「ムジャヒディン・ハルク(MKO)」のイラク国内にある拠点で28、29の両日、イラク治安部隊との衝突が発生し、AFP通信によると警官2人と住民7人が死亡、400人以上が負傷した。

 MKOはイランと敵対したフセイン旧政権が受け入れ、03年のイラク戦争後は駐留米軍の保護も受けたが、イランと良好な関係を維持するマリキ現政権は国外への排除方針を表明していた。

 イラク政府報道官は27日、同拠点の治安権限を掌握すると発表、英国のMKO支援団体がオバマ米大統領に介入を要請していた。

 米国務省のケリー報道官は28日の定例会見で、「問題はイラク政府の管轄事項だが、住民が人道的に扱われるよう事態を注視している」と述べた。

 イラクでは6月末に駐留米軍の戦闘部隊が都市部を撤退し、イラク側が治安権限を回復している。

2009/07/29
17:37
この場合の勝利ってなんなんだよ?

過半数がアフガン即時撤退望む、英世論調査

【7月29日 AFP】英インディペンデント(Independent)紙が28日に掲載した世論調査によると、英国人の半数以上がアフガニスタンでの戦闘には勝利できず、英軍部隊の撤退を望んでいることが明らかになった。同国に派遣された英兵の死者数が増加していることが背景にあるようだ。

調査は調査会社ComResが 24日から26日まで1008人の英国人を対象に電話で行なった。58%が「タリバンへの攻撃に勝ち目はない」と回答し、勝ち目があると回答したのはわず か31%にとどまった。また52%が「英軍はアフガンから撤退すべき」と回答し、「駐留を継続すべき」と答えた43%を上回った。

英政府はへルマンド(Helmand)を中心に、約9150人の兵士をアフガンに派遣している。2001年の派遣開始以来、191人の英兵が犠牲になった。今月だけでも英兵22人が死亡した。

アフガニスタンでは8月20日に予定されている大統領選の投票を前に、治安確保のため約9万人の外国部隊がアフガン国軍に協力している。

デービッド・ミリバンド(David Miliband)外相は27日、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の反政府勢力を孤立させるため、アフガン政府と同組織穏健派との交渉を支持する方針を示唆したが、タリバン側は外国部隊がアフガニスタンから撤退しない限り交渉はあり得ないという姿勢を崩していない。(c)AFP


▼ 難しいことはハナっからわかっていたはず。もくろみとしてはどうなのか?イラク戦争以上の死者を出し、今なお若い連中の魂を犠牲にして成り立っている,ただ今現在の成果は?検証が必要な時期なのかもしれない。ロンドンで建築を生業にしている友人からは街の緊張感が違う。東京に来ると呆けると言ってやがっ た。それはすごく主観的な感性だが、わかる気は、する。犠牲を土台に成り立っている平和と、犠牲を他国任せに成り立っている国家間では、当然あらゆる空気 に混じっている緊張感が違うのだ。我々も、彼ら英国の若者に感謝すべきなんだ。論理ではなく、情緒と感性において。

2009/07/29
17:32
焦点:アルカイダ、イエメンで新たな足場を構築か

Photo

 [ドバイ 28日 ロイター] 中東のイエメン北部サーダ州で誘拐されていた外国人が殺害されたのを受け、専門家の間では同国でアルカイダが再び勢力を盛り返しているとの見方が強まっている。

 サウジアラビアと国境を接するサーダ州では外国人9人が誘拐されていたが、そのうちのドイツ人女性2人と韓国人女性1人の遺体が先月発見された。

 ワシントンにあるカーネギー国際平和財団(CEIP)のアナリスト、クリストファー・ブーチェック氏は「これは非常に不穏な展開だ。イエメンで外 国人が誘拐され、すぐに処刑されたのは初めてのこと」と指摘。これまで以上にアルカイダの存在が強く示唆される状況だとしている。

 イエメン当局は今回の外国人殺害について、反政府武装闘争を続けるイスラム教シーア派部族の犯行だと非難。しかし、シーア派部族グループは関与を否定しており、専門家もそうした可能性は低いとみている。

 政府に対して不満を募らせるシーア派部族グループが外国人を誘拐することは過去にもあったが、ほとんどの場合は観光客がターゲットであり、殺害に及ぶことはほとんどなかった。

 首都サヌアの政治アナリスト、サイード・サービト氏は「イエメンでの誘拐は政府を非常に動揺させ、テロとの戦いに混乱をもたらしている」と語る。

 ドイツと英国の支援を受けた大規模な捜索活動とイエメン政府による懸賞金にもかかわらず、誘拐犯らはまだ捕まっておらず、残りの人質の安否についても分からないままとなっている。
 

 イエメン当局と米軍は、2001年9月11日の米同時多発攻撃以降、首謀者とされるビンラディン容疑者の一族の出身地であるイエメンでアルカイダの動きを追ってきた。2002年には米中央情報局(CIA)の無人偵察機がミサイルでアルカイダの幹部を殺害している。

 しかし今年に入り、イエメンの武装勢力は「アラビア半島のアルカイダ」を名乗り始め、キューバのグアンタナモ米海軍基地の収容施設から釈放されたサウジアラビア人2人を司令官に任命。この組織は、3月に韓国人観光客4人が殺害された事件について犯行を認めている。

 一方、イエメンのキルビ外相は先週、アルカイダ系武装グループがイラクやアフガニスタンからイエメンに移動しているとの報道は「誇張されている」とし、こうした見方には否定的な考えを示した。

 ワシントン近東政策研究所(WINEP)のアナリスト、グレゴリー・ジョンソン氏は、2006年にイエメンで起きたアルカイダ系メンバーの脱獄 が、同国でのアルカイダ復活の端緒を開いたと指摘。イエメンでは現在、過去に例がないほどアルカイダ系組織に若い新メンバーが多いと警告している。

 サウジ当局は2月、海外を拠点とする武装勢力の指名手配犯83人のリストを公表したが、そのうちの2人はイエメン人だった。

 同リストについてCEIPのブーチェック氏は、26人がイエメンに潜伏している可能性を指摘。「アラビア半島で新たに組織されたアルカイダが、イエメン情勢を最大限に利用し、サウジアラビアでの攻撃を準備しているという現実的な脅威がある」としている。


▼『アラビア半島で新たに組織されたアルカイダ』なんて簡単に言うが
全世界で果たしてどれくらいの規模なのか,わかっているのか?数人か,それとも数十人か. 
さまざまな説だけが流布され実像が見えてこない.我々はメディアの情報を鵜呑みにするしかないんだ.
アラビア半島で新たに組織だって?ああそうですか,それは怖いですな,と.
でもそれはとても不健康だと思う.とても!後ほどWikipediaえ展開されている説をとりあげてみたい.


2009/07/29
17:20
宇宙旅行基地、中東・アブダビで建設へ

【7月29日 AFP】宇宙旅行の出発点は、アラブ首長国連邦の首都アブダビ(Abu Dhabi)になるかもしれない――。アブダビの政府系投資機関アーバル・インベストメンツ(Aabar Investments)は、世界初の商用宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)」の株を32%取得することで合意した。金額にすると2億8000万ドル(約260億円)という。両社が28日発表した。

アーバルは、さらに1億ドル(約94億円)を出資してアブダビにスペース・ポート(宇宙港)を建設する計画も発表した。ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行ならびに科学調査のための宇宙飛行の主催に関し、中東地域における独占権を獲得したい考えだ。

2004年に設立されたヴァージン・ギャラクティックの株式はこれまで、リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏の英ヴァージン・グループ(Virgin Group)がすべて保有していた。宇宙旅行の実現は秒読み段階にあり、現在はテスト飛行が行われている。

これまでに宇宙旅行を希望する約300人から総額4000万ドル(約38億円)の予約金を集めているという。(c)AFP

▼ドバイ,アブダビ,この日本にはまり情報の入ってこない先進国.我々日本とはあまり関わりのない所で最先端の科学技術が具現化していく,という事実も,これから増えていくことだろう.
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