2024/11/29 03:47 |
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2009/07/09 12:16 |
ラワルピンディ 心も解放される日は |
パキスタン首都近郊ラワルピンディの滞在先ホテルは厳重な警戒態勢を敷いていた。先月、北西辺境州州都ペシャワルの系列ホテルが自爆テロに遭い、 死傷者が出たためだ。正面は完全に封鎖され、出入り口は裏門だけ。ライフル銃を持った警備員が車を調べ、ホテル入り口で持ち物と身体の検査を受けた。
軍によるタリバン系イスラム武装勢力掃討作戦が続く同州から逃れてきた国内避難民のキャンプを取材するため、パシュトゥン人の通訳に同行を頼ん だ。同州に多いパシュトゥン人はタリバンと同じ民族でパシュトゥー語を話す。通訳の男性は取材中、常に安全に気を配ってくれた。「タリバンが避難民に紛れ 込んでいる」との噂(うわさ)もあったからだ。
無事取材を終えて戻る際、男性はホテルのかなり手前で車を降りた。理由を聞くと「パシュトゥン人の自分がいると、ホテルに入るのに手間取るから」と笑った。心からの笑顔でないことはすぐ分かった。 (古田秀陽)
2009/07/08 11:37 |
「イラン攻撃容認」説を否定=イスラエルの自制求める-米大統領 |
米国では、バイデン副大統領が5日のテレビ番組で「イスラエルは主権国家であり、イランやその他の国への対処を自ら決定できる」と発言したため、イラン攻撃に「青信号」を出したとの解釈が一部で広がっていた。
オバマ大統領は「イラン核問題を外交を通じて平和的に解決するのが米国の政策だ。イスラエルには直接、中東で大規模な紛争を引き起こさないような手段を取ることが重要だと伝えている」と述べ、イスラエルの自制を求めた。
2009/07/08 11:35 |
13匹のヘビと暮らす多文化一家、主導権は「コンディ」に? レバノン |
同国の首都ベイルート(Beirut)東部の2部屋のアパートに住むリズクさん(Rizk)一家は多文化家族だ。レバノン人の夫ピエール(Pierre)さん(35)にスリランカ人の妻サパ(Sapa)さん。子どもはいないが、一緒に暮らす13匹のヘビたちはインド、タイ、スリランカ、米アリゾナ(Arizona)州と出身地はさまざま。
その中の一匹は、米国のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)前国務長官にちなみ、「コンディ(Condi)」と名付けられている。
ピエールさんは「ライスさんの指導力を尊敬している」と、首と胸に黄色のニシキヘビを巻き付けながら語る。「ライスさんは、知性、責任感、活力にあふれている。まさにヘビのような活力だ」
色鮮やかなデコレーションと宗教的なシンボルで飾られた45平方メートルの小さな自宅は、ヘビたちが自由に動き回ることができるように改造されている。
夫妻はスリランカに旅行した際、初めてヘビを入手した。ピエールさんは、地元のニシキヘビに突発的に親近感を抱いたという。
アマチュアミュージシャンのピエールさんは「わたしは熱心に自然や動物の保護活動を行っている」「最も大きいニシキヘビは、重さ40キログラムで体長4メートルにもなっているんだ」と語った。(c)AFP
2009/07/08 11:29 |
「わたしは変化の象徴」=騒乱受け不満意識、改革派に転身?-イラン大統領 |
大統領はこの中で「わたしは変化の象徴だ。改革を求めているのは、わたしに投票しなかった1400万の人たちではなく、(投票所に足を運んだ)国を愛する4000万の人たちだ」と述べた。その上で国民の意見を聴く機会を設ける意向を明らかにした。
また「さらなる自由を望む。芸術や文化の面でも一層の発展を期待する。警察が文化を監督することを望まない」と訴え、選挙戦でムサビ氏が主張して若者の支持を集めた自由の拡大や文化・芸術面での表現の自由を重視することを強調した。(2009/07/08-07:04)
2009/07/08 11:28 |
イラク:フセイン元大統領の墓への組織的墓参を禁止 |
【カイロ和田浩明】イラク政府は6日、フセイン元大統領(06年12月処刑)の墓への組織的墓参を禁止する布告を出した。AFP通信などが報じた。周辺の学校が生徒の集団墓参を行ったほか、かつての支持者らが定期的に記念行事を行っていたという。
フセイン元大統領の墓は北部の都市ティクリートに近い出身地の村オウジャにあり、米軍の作戦で殺害された2人の息子も近くに葬られている。
フセイン元大統領は03年3月のイラク戦争開始後に逃亡していたが、同年12月に米軍に拘束され、イラクの特別法廷で人道に対する罪などで有罪判決を受け、06年12月30日に処刑された。
独裁者として国際社会やイラク国民から指弾されたが、誕生日や処刑日には墓の周辺で支持者による記念行事が行われてきた。フセイン元大統領は、超大国米国に「抵抗」を続けたとのイメージから、イラクだけでなく他の中東諸国でも評価する声は根強い。