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2009/07/01 12:55 |
イラク:油田開発権、英中が落札 40年ぶり外資開放 日本企業折り合えず |
【カイロ共同】イラクの巨大油田・ガス田の開発に関する8件の入札が30日、バグダッドで行われ、南部ルメイラ油田を国際石油資本(メジャー)の 英BPと中国の国有石油大手、中国石油天然ガス集団(CNPC)の企業連合が落札した。イラクが油田開発を本格的に外資に開放するのは約40年ぶりで、イ ラク戦争後の復興資金確保に向けた足掛かりとなる。
日本の石油資源開発はCNPCと連合で南部の西クルナ油田に応札したが、落札できなかった。日本企業関係者は「イラクが(金額などで)譲歩を迫った」ためだと話した。
落札企業が決まったのはルメイラ油田1件だけ。応札企業がない案件が1件あったほか、大半の案件では金額面で隔たりが埋まらなかった。不安定な治安に加え、関係法令が未整備で、外資開放への反対論がイラク国内でくすぶるなどリスクが指摘され、企業側は慎重姿勢を示した。
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