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中東観察

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2009/07/27
04:45
イラン:元議長が治安機関批判 「シオニストよりひどい」

【テヘラン春日孝之】イラン大統領選の不正疑惑に対する抗議活動に絡み、改革派大統領候補だったカルビ元国会議長は25日までに、「治安機関はシオニスト政権(イスラエル)よりひどい」との表現で、暴力的な取り締まりなどを非難した。反イスラエルを国是とするイランの要人が、イスラエルと比べて当局を批判するのは異例だ。

 カルビ氏はモホセニエジェイ情報相への書簡をウェブサイト上で公開した。改革派中心の抗議行動への暴力的な取り締まりや、拘置中の逮捕者の扱いを厳しく批判し、「特に女性に街頭で平気で警棒を振るうのは、(イスラエル占領下にある)パレスチナでのシオニストよりひどい」と酷評した。

 カルビ氏の発言は、24日、刑務所に拘置中の男性が死亡したとの情報を受けたものだ。大統領選以来約2500人が逮捕され、うち500人以上が今も拘束されているとみられている。

 一方、イスラム革命(79年)最大の功労者の一人で体制の重鎮ラフサンジャニ元大統領は自らのウェブ上で、革命前に反王制活動を理由に投獄された経験に言及。秘密警察が報告書で「投獄はラフサンジャニを黙らせることに失敗した。むしろ彼の活動を勢いづかせた」と書いたと紹介し、保守強硬派アフマディネジャド政権による弾圧も逆効果になると警告した。

 改革派のヌーリ元内相もウェブ上で、革命で追放された元国王と、アフマディネジャド大統領を支持する最高指導者ハメネイ師を比較し「(当時の)限定的な闘争が国王追放につながるとは誰も想像しなかった」と述べた。現在の抗議活動も同様の事態の端緒になり得る、との可能性を示唆した形だ。

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