2024/11/28 06:43 |
[PR] |
2009/07/13 16:00 |
反政府勢力を最大200人殺害=英軍主導部隊、アフガン南部の掃討作戦で |
【カブール12日AFP=時事】アフガニスタン南部ヘルマンド州で反政府勢力タリバンの掃討作戦を展開している英軍とアフガン軍を中心とする部隊は、作戦 開始以来3週間で最大200人のタリバン戦闘員を殺害した。アフガン内務省が12日発表した。≪写真はヘルマンド州の要所で配置に就く連合軍兵士≫
内務省のバシャリ報道官は「英軍主導の掃討作戦の一環として、われわれは敵の戦闘員を約150-200人殺害した」と語った。同報道官は「作戦は継続中で あり、これは最終的な死者数ではない」と付け加えた。今回の掃討作戦によるタリバン側の死者数が当局から公表されたのは初めて。
ヘルマンド州で は8月20日に実施される大統領選挙と州議会選挙に向けて治安を回復するため、北大西洋条約機構(NATO)指揮の下に米海兵隊、英軍、アフガン軍がタリ バン拠点の制圧に乗り出している。米軍は今月2日、同州南部に海兵隊4000人を投入し、大規模な掃討作戦を開始した。この掃討作戦によるタリバン側の死 者数は明らかにされていない。
米海兵隊の作戦開始の初日に隊員1人が死亡した。英軍側の死者は、作戦開始から10日間で15人に達している。〔AFP=時事〕
2009/07/13 15:10 |
毎日人が死んでいく。夏 |
スクールバスが爆破されたと、警察官が25人死んだ、と。
ウイグルではジェノサイドで大量の人間がローラーできれいになめすように
殺された。アフガン対テロ戦争における英兵の死者数がイラク戦争を上まわった、と。
そんな情報ばかり扱っていると
果たして、どうして自分が生きているのか
わからなくなるな。わからなくなる、理屈を超えたこの不条理感。
論理じゃなくて肌を突き刺す感覚。
今こうしている間にも誰かが死んでいる。
それは
たまたま中東に生まれたから。というだけなのだろうが。
どうにも解せない。なぜそのたまたまが奴等であって
おれではないのか。
おれがそちら側に行くには
意志を持ち、準備をし、行動しなくてはいけない。
同様に彼ら今にも死に行く人々がこちら側にくるにも
同じ過程が必要だ。
強い意志と行動が。
果たしておれはそちら側に行くのだろうか?
ここでこうして毎日死にいく人々の数を
アホ面さらしてカウントしているだけの人生なんて、どうにも
堪らない。
堪らん夏だ・・・ !
2009/07/13 14:56 |
イラク:バビロンの遺跡、米軍駐留で損壊 ユネスコ調査 |
【カイロ和田浩明】イラク中部の古代都市バビロンの遺跡がイラク戦争後の米軍駐留などで大きく損壊していたことが、国連教育科学文化機関(ユネス コ)の調査で明らかになった。ユネスコが9日に発表した報告書によると、遺跡の敷地内に多数の溝が掘られて未発見の埋蔵物が破壊されたり、重機などの使用 で古代の寺院や路面が損害を受けた。報告書は、世界遺産登録を視野に損害の調査と修復を進めるようイラク当局に勧告している。
バビロンはバグダッドの南約90キロに位置。世界最古の法典の一つを整備したハンムラビ王らが治めた。約5000年前の存在の記録が残っている。 外壁内の面積は約10平方キロ。イラク戦争開始直後の03年4月に占拠され、同年9月から04年12月まで、米軍とポーランド軍などが「キャンプ・アル ファ」基地として使用した。
ユネスコの報告書によると、敷地内には長さ13~162メートル、幅や深さが約1~3メートルの溝8本が掘られていた。また、表土が広範囲にはぎ取られたり、整地された場所も20カ所以上あった。こうした工事は防御設備などの構築を目的に施されたとみられる。
溝のうち少なくとも2本は、未発見の埋蔵物の一部を掘り起こしていることが確認された。また、重機の移動でネブカドネザル2世王(紀元前605年 ごろ~562年在位)が建設した宮殿に通じる「行列道路」の路面が損壊した。寺院の一部は屋根が崩壊しており、近くの発着場を利用するヘリコプターの振動 が原因だった可能性があるという。
2009/07/13 14:56 |
中国批判、トルコ突出 ウイグル騒乱「集団殺害」 |
【テヘラン=吉武祐】中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の騒乱をめぐり、トルコの中国批判が突出している。エルドアン首相は大量の犠牲者が出た状 況を、ウイグル族への「ジェノサイド(集団殺害)」だと批判。民衆にも反中感情が高まっている。民族・言語がトルコ系でイスラム教徒であるウイグル族への 同情と、宗教・民族のつながりを重視する外交姿勢が背景にある。
エルドアン首相は11日、「同化政策をやめるよう中国政府に求める」と述べた。騒乱発生以来、非常任理事国として国連安全保障理事会で取り上げる意向を示すなど、中国側の反発を招いている。
特に「ジェノサイド」は、トルコがオスマン帝国末期の「アルメニア人虐殺事件」をめぐって否定し続けてきた言葉。首相の発言は、重みをわかったう えでの確信犯だ。ギュル大統領が6月末にウルムチを訪問、「ウイグル族はトルコ・中国友好の懸け橋」と強調した矢先だったため、失望感もあるとみられる。
トルコは親欧米路線だが、欧州連合加盟交渉の停滞や米国の中東政策への反感もあり、民族感情が高まっている。イスラエル軍によるガザ攻撃があった際にはイスラム系財団に短期間で膨大な寄付が集まり、イスラム教徒の連帯を叫ぶ傾向も顕著だ。
12日にはイスタンブールで反中デモがあり、数千人が参加。「東トルキスタン万歳」「ムスリムは残虐行為に負けない」などと叫んだ。
首相の刺激的発言は、こうした大衆の声を意識したものだが、親イスラムの公正発展党政権には、トルコ系民族やイスラム諸国とのきずなを生かし、欧米との仲介役として立場を強める戦略もある。世界が注目するこの機会をとらえ、存在感を示す計算があるとみられる。
ただ、トルコはクルド人への人権抑圧問題を抱え、他国の人権問題を突くのはリスクがある。加えて、中国は輸入額3位の重要な貿易相手国だ。エルギュン商 工相が中国製品ボイコットを呼びかけた直後、同省報道官が「政府の方針ではなく、大臣の個人的意見」とするなど、火消しに走る動きもある。
2009/07/13 14:55 |
イラク:7年ぶりのサッカー国際試合 治安回復を強調 |
イラク戦争とその後の治安悪化でサッカーの国際試合が見送られていたイラクで10日、7年ぶりとなる親善試合が北部のクルド人自治区アルビルで行われ、イラクが3-0でパレスチナを降した。AP通信などが伝えた。
イラクとパレスチナは13日にも首都バグダッドで試合を行う予定。
イラク・サッカー協会のフセイン・サイード会長は試合前、観客に対し「イラクが再生を果たし、治安も回復したという世界へのメッセージだ」と話した。この日は約2万5000人のファンが会場を埋め、イラク国旗を振って「イラク、イラク」と声援を送った。
イラク国内での国際試合は、2002年7月の首都バグダッドでのイラク対シリア戦以来。イラクはこの時もシリアを2-1で破った。
イラクは07年のアジア・カップで優勝した実力を持っている。(カイロ共同)