2024/11/28 16:48 |
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2009/07/13 14:18 |
アフガン:情勢、泥沼化 今年最大級爆弾テロ、首都近郊で25人死亡 米政策に失望感 |
【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンの首都カブール近郊で9日、路上のトラックが爆発し、通学中の児童ら少なくとも25人が死亡した。治安当 局は今年最大規模の爆弾テロとみて調べている。駐留米軍などは武装勢力タリバンへの大規模な掃討作戦を展開しているが、治安の悪化に歯止めはかからず、地 元住民はオバマ米政権のアフガン安定化策に失望感を抱き始めている。
アフガン内務省によると、カブールから南へ約35キロ離れたロガール州内で9日朝、路上に止められていたトラックを警官らが動かそうとしたところ、突然大爆発した。車内は無人で、遠隔操作で爆破されたとみられる。犯行声明は出ていない。
また、南部カンダハル州でも9日、欧米主導の国際治安支援部隊(ISAF)の兵士2人が路上の爆弾で死亡した。オバマ政権は先月末までにイラク駐留米軍の戦闘部隊を都市部から撤退させ、対テロ作戦の軸足をアフガンへ移しつつある。
タリバンへの最大規模の掃討作戦を開始したアフガン駐留米軍などに対し、タリバン側も自爆攻撃や仕掛け爆弾の多用で激しく抵抗。多数の市民が巻き添えになっているほか、駐留軍側にも連日のように犠牲者が出ている。
米国は11年末のイラク完全撤退と並行してアフガンへの増派を完了する考えだが、アフガン市民からは武力強化策に「ブッシュ(前米)政権と何が違 うのだ」との声が広がっている。カブールの地元記者は「市民はオバマ大統領に過大な期待を抱いたために、早くも絶望しかけている」と語る。アフガン国防省 高官は「パキスタンの武装勢力がタリバンを支援していると考え、こうした武装勢力を(越境)攻撃すればタリバンも弱体化すると考えたが、予想通りには進ん でいない」と指摘している。
2009/07/10 11:36 |
99年反政府デモの追悼集会に催涙弾 イラン |
デモの参加者らは「独裁者に死を」などと唱えながら、99年の騒乱の震源地となったテヘラン大学へ向かっていた。
イラン当局は前月の大統領選挙をめぐる抗議活動が続くなか、警戒を続けており、
すべての集会を阻止するために機動隊を配備していた。イラン当局は99年のデモに関する追悼行為にはすべて厳しく対処すると警告していた。
99年の反政府デモの際には、イスラム強硬派のグループが学生寮に突入し、当局の発表では学生1人が死亡、数十人が負傷したとされる。(c)AFP/Jay Deshmukh
2009/07/10 11:35 |
アフガン:情勢、泥沼化 今年最大級爆弾テロ、首都近郊で25人死亡 米政策に失望感 |
アフガン内務省によると、カブールから南へ約35キロ離れたロガール州内で9日朝、路上に止められていたトラックを警官らが動かそうとしたところ、突然大爆発した。車内は無人で、遠隔操作で爆破されたとみられる。犯行声明は出ていない。
また、南部カンダハル州でも9日、欧米主導の国際治安支援部隊(ISAF)の兵士2人が路上の爆弾で死亡した。オバマ政権は先月末までにイラク駐留米軍の戦闘部隊を都市部から撤退させ、対テロ作戦の軸足をアフガンへ移しつつある。
タリバンへの最大規模の掃討作戦を開始したアフガン駐留米軍などに対し、タリバン側も自爆攻撃や仕掛け爆弾の多用で激しく抵抗。多数の市民が巻き添えになっているほか、駐留軍側にも連日のように犠牲者が出ている。
米国は11年末のイラク完全撤退と並行してアフガンへの増派を完了する考えだが、アフガン市民からは武力強化策に「ブッシュ(前米)政権と何が違 うのだ」との声が広がっている。カブールの地元記者は「市民はオバマ大統領に過大な期待を抱いたために、早くも絶望しかけている」と語る。アフガン国防省 高官は「パキスタンの武装勢力がタリバンを支援していると考え、こうした武装勢力を(越境)攻撃すればタリバンも弱体化すると考えたが、予想通りには進ん でいない」と指摘している。
2009/07/10 11:35 |
【イラン騒乱】治安部隊が威嚇発砲、改革派のデモを阻止 |
大統領選をめぐる混乱が続くイランの首都テヘランで9日、選挙で不正があったと抗議する改革派の一部グループによるデモの呼び掛けで市中心部に1000人以上が集まり、目撃者によると、治安部隊が威嚇発砲や催涙ガスでデモを阻止し、数人を拘束した。
デモ行進の目標地点だったテヘラン大周辺には治安部隊が大規模に展開し、市民の集結を阻止した。
9日は1999年にテヘラン大で起きた学生と治安当局の衝突から10年に当たり、改革派学生らとみられるグループがインターネットなどを通じ、市中心部数カ所での集会やデモなどを呼び掛けていた。
国営イラン通信によると、テヘラン州知事は9日、同日にいかなる集会も許可されていないと述べ、「反革命的な呼び掛けに応じ、治安を乱すような計画」には「打撃を加える」と明言し、当局が警戒を強めていた。(共同)
2009/07/10 11:33 |
ヨルダン川西岸入植 イスラエル本格譲歩望めず 2009/7/10 |
イスラエルのバラク国防相は、6日、ロンドンで米国のミッチェル中東和平担当特使と入植問題について協議し、「まだ道のりは長い」と述べた。
米国政府は、アラブ側に、イスラエルが入植を凍結すれば、イスラエルへの制裁を緩和するよう求めている。アラブ諸国は、イスラエル航空の乗り入れや大使館設置を拒否している。
一方、イスラエルのネタニヤフ政権は入植地人口の「自然増加」を要求し続けている。同国の最大限の譲歩として、バラク国防相は入植地の新規住宅着工を一時的に控えると示唆した。
アラブ諸国は、イスラエルとの関係に非常に慎重だ。たとえイスラエルが入植を凍結しても、関係改善は非常にゆっくりと段階的に進む可能性が高い。イスラ エルは、米国の機嫌をとるために戦術的な譲歩をすることはあっても、安全保障上の脅威とみなす戦略的問題について譲歩しないだろう。