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中東観察

仕事の合間にちょくちょくこちらへ逃避予定。 もっぱら趣味。(09`06/02) 最近ではもっぱらデータバンク化。 ご自由にご利用下さい。(09`07/01) ※リンクはご自由にどうぞ。 最近相互リンクのご依頼が相次いでいますが、まずはリンクを張られてからお問い合わせ下さい。こちらも迅速に対処いたします。(09`07/01)
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2009/07/07
14:12
(2/2ページ)

2009.7.7 07:50

 しかも、WSJが報じたような宗派対立が深刻化する恐れは、問題の一部にすぎない。米紙ニューヨーク・タイムズは、29日付の社説(電子版)で、(1)イラク軍の育成(2)クルド人地域の統治方法(3)難民帰還(4)ヌーリ・カメル・マリキ首相(59)の権威主義(5)イラン、シリアなど近隣国への対応-への懸念を列挙し、米国の関与の必要性を指摘した。

 さらに、米主要紙には、バラク・オバマ米大統領(47)の米軍撤退政策に批判的な論調も。

 ワシントン・ポストは今月1日付の社説(電子版)で、米軍のイラク都市部からの撤退に合わせて、イラク各地でテロが頻発した事態を挙げて、「オバマ氏もマリキ氏も、(治安への)懸念をことさら軽く扱う傾向がある。2人とも、政治的動機があるのだ」と論じている。オバマ氏にとって米軍撤退は、米大統領選での公約であり、マリキ氏にも、来年のイラク総選挙を前に、強い指導者としてのイメージを国民に印象づけたいとの思惑があるという。米軍の完全撤退に向け、イラクではなお混乱が続きそうだ。

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2009/07/07
14:12
【日々是世界 国際情勢分析】イラク誘拐報道が物語る米軍撤退後の懸念

2009.7.7 07:50

 イラクの首都バグダッド近 郊の町で、身代金目当ての複数の誘拐事件が発生した。地元住民らは、事件にイラク陸軍の大佐が関与したと非難していると、地元テレビ局は伝えた。報道が伝 えられたのは、町の治安維持権限が駐留米軍からイラク軍に移譲された時期と、ほぼ同じだった。報道は、米軍の都市部撤退後の治安情勢に対する住民の不安を 物語っている。

 テレビ局の報道を紹介したのは、6月29日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版。町が抱える懸念は、誘拐事件だけではない。この局は、住民の家に赤い「X」マークがスプレーで塗りつけられていたと報じた。住民は、このマークがイスラム教スンニ派の家族の家にだけ付けられていたと信じていて「恐らく私たちは、何かの標的にされている」とおびえた調子で語った。

 駐留米軍は6月28日、イラクの都市部から去った。米・イラク地位協定に基づいて、2011年末までに、全土から完全撤退する。誘拐事件やマーク騒動の真偽はともかく、スンニ派住民の不安の背景にあるのは、米軍の監視がなくなった後のシーア派主導イラク政府に対する“恐怖”だ。

2009/07/07
14:11
NEWS25時:アフガニスタン 「ゲリラ開始」宣言

 アフガニスタンの武装勢力タリバンの報道官は6日、米中東軍が1日にアフガン南部で大規模掃討作戦を開始すると発表したのに対し、「侵略軍を迎撃するゲリラ作戦を開始する」と宣言した。AFP通信が報じた。【ニューデリー】

2009/07/07
14:11
大統領選は「無効」

神学校法学者会議が声明

イラン


 イランのイスラム教シーア派聖地コムの神学校法学者会議は4日、最高指導者ハメネイ師が支持した大統領選挙結果を「無効」だとして、新政府を不法 な政府と断定する声明をウェブサイト上で発表しました。声明は、抗議行動で拘束された人たちの釈放を求めています。ロイター通信などが伝えました。

 声明は、再選されたとされるアハマディネジャド候補以外の「他の候補者らの不満や、不正投票の重大な証拠は無視された」「イラン人の平和的な抗議行動は弾圧され、十数人が殺害され、数百人が不法に逮捕された」と、厳しく政府を非難しています。

 声明はさらに、「護憲評議会のお墨付きだけで、選挙結果をどうして正当と認め、次期政権を正統政府と認めることができるのか」と述べています。

 コムは首都テヘランの南125キロにあるシーア派の聖地。神学校法学者会議は1979年のイスラム革命を指導したホメイニ師が創設。イランの最も重要な宗教指導者グループとされます。

 大統領選挙ではどの候補も支持せず、中立の立場を維持。選挙後の混乱にどういう立場をとるか注目されていました。

 同会議の声明は、アハマディネジャド大統領を直接支持した最高指導者ハメネイ師に挑戦したものとして、イランの国政を指導する宗教指導者界の重大な亀裂を示すものとみられています。

2009/07/07
14:10
イラクで激しい砂嵐 発生1週間、影響広がる 2009.7.6 20:10

このニュースのトピックスイラク

 イラクの首都バグダッドなどで6月末から激しい砂嵐が発生、すでに1週間以上続いており、市民ら数百人が目やのどの痛みを訴え病院で治療を受けたり、航空機の欠航が相次ぐなど影響が広がっている。ロイター通信が5日、伝えた。

 砂嵐は6月28日ごろ発生、ロイターによると、イラク保健省当局者は「イラクでかつて経験したことがない砂嵐だ」と話しているという。(共同)

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