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2009/07/15 11:34 |
ウイグル暴動:アル・カーイダ、中国に報復宣言 |
2009年07月15日09時17分 / 提供:朝鮮日報
ロンドンに本部を置く危機管理情報会社 「スターリング・アシント」は最近、顧客企業に対し、北アフリカのアルジェリアにあるアル・カーイダの分派「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織 (AQIM)」が北アフリカで働く中国人に対する報復攻撃を指示したとの報告書を配布した。
14日付香港紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、同報告書はAQIMによる指示文を直接見た人物から得た情報を基に作成されたものだという。AQIMは6月17日にも中国人建設労働者を警護していたアルジェリアの警察部隊を襲撃し、24人を殺害している。
アル・カーイダが中国人や中国企業を直接的なテロ目標とする命令を下したのは今回が初めてだ。同報告書はほかのアル・カーイダ組織もAQIMに追随する可 能性があると分析した。同報告書は「中国国内のイスラム教徒が直面した状況に対し、国際的な聖戦団体が憤怒している。イエメンにあるアル・カーイダ組織が 親中的なサレ政権を打倒するため、中国企業の現場を攻撃する可能性もある」と指摘した。
同香港紙によれば、国際テロ問題専門家は「最近のイスラム圏の雰囲気からみて、アル・カーイダの攻撃命令は驚くに値しない」と指摘した。
一方、今月5日の暴動発生以降、中国の在外公館に対する抗議が相次いでいる。トルコ、カザフスタン、キルギスタン、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、 米国に続き、13日にはインドネシアのジャカルタでも抗議行動があった。各地では数十人から数百人のイスラム教徒が中国によるウイグル族弾圧を批判し、ジ ハード(聖戦)を誓う内容の集会が開かれた。
中国も座視してはいない。特にトルコのエルドガン首相が今月10日、ウルムチでの暴動を 「大量虐殺」だと表現したことに強く反発している。中国外務省の秦剛報道局副局長は14日の定例会見で、死者の大半が漢族である点に言及し、「いったいど の国でこういう出来事を虐殺と呼ぶのか」と反論した。中国の英字紙チャイナ・デーリーも14日、「事実をねじ曲げるな」という社説を掲載し、「死者のうち 137人は漢族だったという事実は、事態の本質を証明して余りある」と指摘。その上で、エルドガン首相に対し、「内政干渉にほかならない発言を撤回せよ」 と要求した。
香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員
不謹慎ながら興味深い事態になってきたな。仏教徒を尊敬している当方にとって、チベットに対する漢民族の目に余る行為は長い間不愉快の種であったが、イスラム教徒は仏教徒のようにはいかない。中国への報復を宣言するアル・カーイダ。すごい様相を呈してきた。
・・ まだまだ人が死ぬのか。
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