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中東観察

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2009/07/14
09:35
イラクのバビロン遺跡が米軍駐留で損壊、ユネスコが指摘

【7月13日 AFP】イラク中部にある古代遺跡バビロン(Babylon)が、イラク戦争後の米軍駐留の影響で損壊していることが明らかになった。国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)が9日、報告書のなかで指摘した。現在、早急に修復を必要とする状態だという。

 バビロンは、「文明のゆりかご」と呼ばれるメソポタミアの都市。バグダッド(Baghdad)の南方90キロに位置し、ハンムラビ(Hammurabi)王(在位紀元前1792-50年)や「空中庭園」を造らせたネブカドネザル(Nebuchadnezzer)2世王(同604-562年)が有名だ。

 ユネスコの報告書によると、2003年4月から12月まで同地に駐留した米軍が、基地設営時に行った掘削作業などにより、遺跡が損壊しているという。イシュタル門(Ishtar Gate)や行列通り(Processional Way)など、遺跡の主要部も損壊しており、特にNinmakhNabu-sha-Harre、イシュタルの3寺院、バビロン様式の遺跡群、南部のネブカドネザル宮殿などは、緊急に修復が必要だという。

 同報告書は、大英博物館(British Museum)の2005年の報告書を引用する形で、駐留米軍によるバビロン遺跡への影響を、エジプトのピラミッドや英国南部の巨石遺跡「ストーンヘンジ(Stonehenge)」の周囲に基地を建設するのに等しい行為だと批判した。(c)AFP
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2009/07/13
14:56
イラク:バビロンの遺跡、米軍駐留で損壊 ユネスコ調査

 【カイロ和田浩明】イラク中部の古代都市バビロンの遺跡がイラク戦争後の米軍駐留などで大きく損壊していたことが、国連教育科学文化機関(ユネス コ)の調査で明らかになった。ユネスコが9日に発表した報告書によると、遺跡の敷地内に多数の溝が掘られて未発見の埋蔵物が破壊されたり、重機などの使用 で古代の寺院や路面が損害を受けた。報告書は、世界遺産登録を視野に損害の調査と修復を進めるようイラク当局に勧告している。

 バビロンはバグダッドの南約90キロに位置。世界最古の法典の一つを整備したハンムラビ王らが治めた。約5000年前の存在の記録が残っている。 外壁内の面積は約10平方キロ。イラク戦争開始直後の03年4月に占拠され、同年9月から04年12月まで、米軍とポーランド軍などが「キャンプ・アル ファ」基地として使用した。

 ユネスコの報告書によると、敷地内には長さ13~162メートル、幅や深さが約1~3メートルの溝8本が掘られていた。また、表土が広範囲にはぎ取られたり、整地された場所も20カ所以上あった。こうした工事は防御設備などの構築を目的に施されたとみられる。

 溝のうち少なくとも2本は、未発見の埋蔵物の一部を掘り起こしていることが確認された。また、重機の移動でネブカドネザル2世王(紀元前605年 ごろ~562年在位)が建設した宮殿に通じる「行列道路」の路面が損壊した。寺院の一部は屋根が崩壊しており、近くの発着場を利用するヘリコプターの振動 が原因だった可能性があるという。

2009/07/13
14:55
イラク:7年ぶりのサッカー国際試合 治安回復を強調

 イラク戦争とその後の治安悪化でサッカーの国際試合が見送られていたイラクで10日、7年ぶりとなる親善試合が北部のクルド人自治区アルビルで行われ、イラクが3-0でパレスチナを降した。AP通信などが伝えた。

 イラクとパレスチナは13日にも首都バグダッドで試合を行う予定。

 イラク・サッカー協会のフセイン・サイード会長は試合前、観客に対し「イラクが再生を果たし、治安も回復したという世界へのメッセージだ」と話した。この日は約2万5000人のファンが会場を埋め、イラク国旗を振って「イラク、イラク」と声援を送った。

 イラク国内での国際試合は、2002年7月の首都バグダッドでのイラク対シリア戦以来。イラクはこの時もシリアを2-1で破った。

 イラクは07年のアジア・カップで優勝した実力を持っている。(カイロ共同)

2009/07/13
14:54
ドイツ:スカーフ女性を刺殺 「差別」とエジプトで反発

ドイツ東部ドレスデンでスカーフをかぶったイスラム教徒のエジプト人女性が刺殺される事件があり、エジプト国内外で「イスラム差別が背景にある」と反発を呼んでいる。

 ドイツのメルケル首相は主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)で、エジプトのムバラク大統領に弔意を伝達。反欧米姿勢を強めるイランのアフマディネジャド大統領も「国連安全保障理事会による糾弾を求める」と非難するなど政治問題化している。

 薬剤師マルワ・シェルビニさん(31)はスカーフを理由に「テロリスト」などと侮辱されたとして、隣人でロシア生まれのドイツ人の男(28)を提訴。その審理が行われていた法廷で1日、この男に突然刺殺された。妊娠3カ月だった。

 シェルビニさんが18回も刺されたことや、守ろうとした夫が守衛に誤って撃たれ重傷を負ったこともエジプト国内での怒りを増幅させた。シェルビニさんの出身地、北部アレクサンドリアでは数千人が抗議デモを実施。地元紙は「スカーフの殉教者」と報じた。

 こうした動きにエジプトでは「国内のイスラム主義者は女性にスカーフ着用を促すために、事件を利用している」(ジャーナリストのハマラウィ氏)との見方もある。(カイロ共同)

2009/07/13
14:54
米大使の車列近くで爆発 イラク南部

2009.7.13 10:15

 AP通信によると、イラク南部ディカル県で12日、ヒル駐イラク米大使らが乗った車の列の近くで爆弾が爆発した。けが人はなかった。

 首都バグダッドでは同日、キリスト教の教会近くで自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、APによると、キリスト教徒3人を含む計4人が死亡、18人が負傷した。(共同)