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中東観察

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2009/07/13
14:43
武装勢力のテロ、1~3年継続も イラク軍高官

2009.7.13 08:13

 AP通信によると、イラク陸軍のジバリ参謀長は12日、イラクでの武装勢力によるテロや攻撃が今後1~3年は続く可能性があるとの見通しを示した。

 先月末で戦闘部隊が都市部から撤退した駐留米軍は、2011年末までに完全撤退の予定。参謀長の発言は、計画通りに米軍が撤退した後もテロが続く可能性を警告したことになる。

 参謀長は米軍が駐留している間は必要に応じて支援を仰ぐと明言。同時に「情報や国民の支援がいる」とも述べ、テロ対策には市民の協力がカギになるとの認識を示した。(共同)

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2009/07/13
14:41
イラク北部や首都、爆弾テロ相次ぎ10人死亡

【カイロ=平田篤央】イラク北部や首都バグダッドで11日、相次いで爆弾テロがあり、AP通信によると少なくとも計10人が死亡、多数が負傷した。犯行声明は出ていないが、アルカイダ系のスンニ派武装勢力が背後にいるとみられる。

 バグダッドでは繁華街のビリヤード場入り口に仕掛けられた爆弾が爆発し、若者ら4人が死亡、15人が負傷した。首都南西部でも自動車爆弾で2人が死亡、 11人がけがをした。また、北部モスルから約5キロのイスラム教シーア派住民が多数を占める町の目抜き通りでも自動車爆弾が爆発。8軒の住宅が破壊されて 4人が死亡、38人が負傷した。

 イラクでは6月末に駐留米軍が都市部から撤収し、イラク政府は「主権の回復」を強調した。しかし、イラク軍や警察の能力への疑問から、治安の悪化も懸念されている。

2009/07/13
14:41
【ウイグル暴動】トルコ政府、カーディル議長の入国許可へ

2009.7.13 01:43

 【ワシントン=山本秀也】中国当局からウイグル暴動の「扇動役」と非難される在外組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長(米国在住)に対し、トルコ政府が査証(ビザ)発給方針を決めた。中国への配慮から、トルコはこれまで同議長の入国を拒否してきた。

 カーディル氏の関係者によると、トルコを訪れた場合、首都アンカラやイスタンブールを訪れ、2万人以上に及ぶ同国在住の亡命ウイグル人との団結を図る見通しだ。この関係者は11日、産経新聞に対し、「具体的な訪問準備はこれからだが、エルドアン同国首相の方針表明を高く評価している」と語った。

 今回のウイグル暴動を受けて、エルドアン首相は10日、「大量虐殺(ジェノサイド)のようだ」と批判。中国の少数民族政策についても、「(漢民族への)同化策はよい結果にならない」と述べるなど、ウイグル人への支援姿勢を示した。

 また、トルコ政府も、ウイグル暴動を国連で討議するよう求めた。中国政府がこれに反発すると、トルコ外務省は声明で、「中国の内政に干渉する考えはない」と述る一方、ウイグル人こそが「トルコと中国の架け橋だ」として、弾圧の停止を重ねて要求した。

 ウイグル人など、中央アジアのトルコ系諸民族にとり、民族・言語的にきわめて近いトルコは、重要な地位を占める。中国からの分離・独立を求める亡命ウイグル人が、新疆ウイグル自治区を「東トルキスタン」と呼ぶのもこのためだ。

2009/07/13
14:37
【ウイグル暴動】トルコ首相「大量虐殺」発言 中国との関係強化と国内世論の板挟み バランスに苦慮


2009.7.12 20:53
ウイグル族居住地で警備する重武装した治安部隊=12日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ(共同)ウイグル族居住地で警備する重武装した治安部隊=12日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ(共同)

 【カイロ=村上大介】中国新疆ウイグル自治区で起きた大規模暴動をめぐり、トルコのイスラム系与党・公正発展党(AKP)は綱渡りを強いられている。政府は経済大国化する中国との関係強化に動き出しているが、民族、宗教的なつながりのあるウイグル族への同情の世論も無視できなくなっているからだ。エルドアン首相は10日、世論に突き上げられる形で、「一言でいえば、ジェノサイド(大量虐殺)だ」と中国政府の対応を批判した。

 今回の暴動では、トルコ政府は国連安全保障理事会での討議を呼び掛けたものの、中国は「内政問題」と反発。こうした状況の中、極右の野党・民族主義者行動党(MHP)や一部のメディアから、首相の「弱腰」を非難する声が上がり、イスタンブールでは10日、亡命ウイグル人にトルコ人も加わった数千人規模のデモが起きた。

 トルコ企業の中国進出はめざましく、AKP出身のギュル大統領は先月、ビジネスマン約120人を引き連れ、トルコ大統領として15年ぶりに中国を公式訪問。通信や自動車部門のプロジェクトを協議し、ロイター通信によると、15億ドル相当の取引協定に調印したばかりだ。

 トルコは中央アジアを起源とする民族的なつながりを背景に、1960年代から亡命ウイグル人受け入れてきた歴史があり、現在、2~3万人の亡命ウイグル人がいるとされる。ただ、今回、国内世論をかき立てているのは、主にMHPに代表される汎トルコ主義運動と、ソ連崩壊後の中央アジアの“イスラム化”を狙ってきたトルコのイスラム勢力だと指摘されている。

 両者は連携関係にはないものの、MHPは国外のトルコ系民族との民族的一体性を訴える。イスラム勢力の方は、90年代以降、中央アジアで活発な活動を続けてきた、ある裕福な教団(指導者は現在、米国に在住)が無視できない存在だ。

 エルドアン首相は、政党として競合関係にあるMHPの“得点”を封じ込めつつ、自らの支持母体である宗教勢力に配慮を示したのが今回の発言の背景だが、AKPのもう一つの支持基盤である中小企業経営者たちの利益を損なうこともできず、そのかじ取りは難しい。

2009/07/13
14:32
アフガンの英兵死者、イラク超え計184人に 英国防省

2009.7.11 10:22

 英国防省は10日、アフガニスタン南部ヘルマンド州で英兵8人が2回の爆発で死亡したと発表した。反政府武装勢力タリバンの攻撃とみられる。これにより、英軍が2001年にタリバンとの戦闘に参加して以来、英兵の死者数は184人となり、イラクでの死者数179人を超えた。

 同州では今月初めから、米軍主体の多国籍部隊がタリバンに対する大規模な掃討作戦を展開。それに伴い、英兵はこの10日間で15人が死亡。これまでで最悪のペースになった。

 ブラウン首相は同日、主要国(G8)首脳会議が行われたイタリア中部ラクイラでの会見で「大変厳しい夏だ。(夏は)まだ終わらない」と述べ、死者がさらに増える可能性を示唆した。(共同)