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中東観察

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2024/11/25
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2009/07/25
11:08
着陸失敗、17人死亡 イランで旅客機、20人負傷

旅客機が着陸に失敗し17人が死亡した=24日、イラン北東部マシャドの空港(AP)
旅客機が着陸に失敗し17人が死亡した=24日、イラン北東部マシャドの空港(AP)


国営イラン放送によると、イラン北東部マシャドの空港で24日、旅客機が着陸に失敗し、17人が死亡、約20人が負傷した。

 AP通信によると、旅客機滑走路を外れ、車輪から出火。地元当局者によると、滑走路の近くの壁に衝突した。操縦室も炎に包まれたという。

 機体はロシア製で、乗客は153人だったという。

 イランでは15日、乗客乗員168人が乗ったカスピアン航空の旅客機が墜落、全員が死亡する事故があった。(共同)

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2009/07/25
11:07
イラン:人事巡り強硬派内に亀裂 ハメネイ師の威信低下

【テヘラン春日孝之】先月の大統領選後の混乱が続くイランで、保守強硬派のアフマディネジャド大統領による人事を巡り、身内の強硬派が猛反発してい る。大統領を支持する最高指導者ハメネイ師の「撤回命令」にも大統領は異例の抵抗を示し、ハメネイ師の面目が丸つぶれになるとともに強硬派内の亀裂が深刻 化している。

 発端はアフマディネジャド大統領が今月16日、マシャイ副大統領を12人の副大統領の筆頭に昇格させた人事だ。マシャイ氏は昨年、「イスラエル国 民はイランの友人」と発言、保守系聖職者から非難を浴びた。反イスラエルは革命体制の「国是」であり、解任騒ぎにもなったが、大統領はイスラエル敵視発言 を繰り返しているにもかかわらず、同氏を擁護した。

 筆頭副大統領は大統領不在時に代行を担う要職だ。イラン学生通信によると、今回の人事に対し、大統領支持派の多くの政治家や聖職者が反発。国会のアブトラビ・ファルド副議長は21日、マシャイ氏の即時解任を求め、「これは体制の戦略的決定だ」と迫った。

 しかし、国営イラン通信によると大統領は「マシャイ氏は革命の忠実なしもべであり、昇格には1000もの理由がある」と反発。22日のファルス通 信によると、ハメネイ師も大統領に、書簡で「解任」を命じたが、大統領は「説明する機会が必要だ」と抵抗する姿勢を崩していない。

 大統領の息子と副大統領の娘が結婚して両者は親類関係にあり、人事への反発には「身内重用」への批判も込められている。

 ハメネイ師は行政、司法、立法の三権を束ね、軍やメディアも統括する最高権威だが、大統領選でアフマディネジャド大統領の再選を承認した判断を巡 り、改革派や保守穏健派から、これまでタブーだった「批判」を浴びている。反対派勢力は8月初旬の大統領2期目の就任式ボイコットを呼び掛けており、難し いかじ取りを迫られている。

 そうした中、ハメネイ師は身内の強硬派から噴き出したマシャイ氏の解任要求と、大統領の「予期せぬ反抗」の板挟みとなった。保守穏健派系のニュー スサイト・アフタブがハメネイ師の「最高指導者」という呼称を侮辱とも受け取れる「指導者」と公然と言い換えるなど威信低下が著しく、体制の屋台骨を揺る がしかねない事態になりつつある。

2009/07/24
11:49
テロとの戦いと米国:第3部 アフガン非対称戦/2 治安育成、新たな任務

「もっと前向きな話し合いができないか」。20代の米軍将校が口をはさんだが、長老たちが口論をやめる気配はなかった。アフガニスタン南東部パク ティカ州の南端にあるワザクワ米前線基地。この地区では、米軍と地域の有力者が定期的に会合を持ち、地元の治安対策などを話し合う。だがこの日の会合は、 村で起きた車の盗難事件で長老たちが対立。しびれを切らした将校の一人は、「時間の無駄だ」と語気を強めた。

 アフガンの遠隔地では、住民の紛争は村の長老が話し合いで解決策を探る。車の盗難は地元にとって大きな問題だが、「テロと戦う国家づくり」を目指 す若い将校は、必ずしも重視しない。会合に居合わせたアフガン国軍のコバンデリ大尉(39)は、「この国は戦争続きだ。人々は国家の未来より、まず自分の 未来を考える」と話した。

    ◇

 「今の米軍幹部には、戦闘指揮とは別の新たな能力が求められている」。同州西部クシュマン前線基地のコナー大尉が指摘する。

 陸軍は06年、対ゲリラ戦マニュアルを作成。部隊に市民を守り、地元治安部隊を育て、武装勢力を孤立させるよう命じた。その序文には、「兵士は軍人であると同時に、国家の建設者となることが求められている」とある。

 先月15日、同基地のゴーブル中尉(27)が地元の警察を訪ねると、管内36人の警官のうち、10人余りが署内でぶらぶらしていた。「タリバンが 爆弾を仕掛けるので、危なくてどこにも行けない」。警察幹部の一人が釈明する。「それは前にも聞いたが、警察にはマシンガンもあるし、学校や市場に警察が 立つだけでも市民は安心する」。中尉が静かに言う。

 一般に、武装勢力との戦闘は米軍やアフガン軍が担当。市街地の警備は警察が担う。だが武装勢力は軽装備の警察を狙う傾向もあり、パトロールを渋る警察官は少なくない。

 沈黙の中、中尉がポケットの葉巻を取り出して渡すと、警察幹部に笑みがこぼれた。一定の成果を目指す米軍と、家族と共に戦場に暮らし続ける地元警察官。そのせめぎあいの中で、ゴーブル中尉は、「できることからやろう」と繰り返した。

 アフガン駐留米軍は、地元の治安部隊育成に必要な米兵が足りないとして、3万人の追加派兵の要請を検討している。【クシュマン前線基地などで大治朋子】=つづく



●こういう記事が読みたかった!!現場でどのように具体的な人間関係が行われているのか
想像のしようがないからな.続編が楽しみだ.

2009/07/24
11:46
独VW主導でポルシェ統合へ=新会社にカタールも出資

 【フランクフルト時事】欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は23日開催した臨時監査役会で、同国高級スポーツ車メーカーのポルシェとの統 合をVW主導で進める方針を決定した。中東のカタールも統合新会社に出資する。ドイツ通信(DPA)などによると、新会社設立は2011年半ばまでに実現 する見通し。
これに先立ち、ポルシェはウィーデキング社長の退任を発表した。後任はマハト生産担当取締役。ウィーデキング社長の右腕だったヘルター財務担当取締役も退く。
ポルシェと、同社が約51%の株式を所有するVWは、統合新会社の設立を目指し交渉していた。この過程でウィーデキング社長と、ポルシェ創業者一族でもあ るピエヒVW監査役会長との主導権争いが激化。同社長はこの「権力闘争」に敗れた格好だ。(2009/07/23-23:14)

2009/07/24
11:45
【イラン騒乱】ムサビ元首相の義弟を1カ月以上拘束

 イラン大統領選で敗退した改革派のムサビ元首相の妻で女性活動家のザハラ・ラフナバルドさんが、自身の弟が1カ月以上にわたり当局に拘束されていることを明らかにした。イランのメディアが23日報じた。

 ラフナバルドさんは、弟について電気通信の専門家で政治には関心がなかったとして「騒乱を起こすことなど想像もできない」と説明。自身やムサビ氏に圧力をかけるための拘束だと主張している。拘束された時期や理由などは明らかになっていない。

 ロイター通信によると、選挙後の改革派の拘束者は数百人に上る。(共同)