忍者ブログ

中東観察

仕事の合間にちょくちょくこちらへ逃避予定。 もっぱら趣味。(09`06/02) 最近ではもっぱらデータバンク化。 ご自由にご利用下さい。(09`07/01) ※リンクはご自由にどうぞ。 最近相互リンクのご依頼が相次いでいますが、まずはリンクを張られてからお問い合わせ下さい。こちらも迅速に対処いたします。(09`07/01)
RECENT ENTRY RECENT COMMENT

2024/11/25
05:04
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/07/15
09:29
ガス輸送協定を締結 欧州向け トルコなど5カ国

 【ロンドン=星浩】天然ガスをカスピ海周辺などからロシアを迂回(うかい)して欧州に送るパイプライン計画「ナブッコ」の経由五カ国が十三日、トルコ・アンカラで政府間協定を締結した。ナブッコは、トルコを起点にブルガリア、ルーマニア、ハンガリーを経由しオーストリアまで三千三百キロを結ぶ構想。政府間協定の調印を受け、今後は七十九億ユーロ(約一兆百億円)とされる建設費の調達やガス供給の確保が焦点となる。

 政府間協定をめぐっては、トルコが全輸送量(年間三百十億立方メートル)の15%を国内消費や再輸出などに使えるよう要求。交渉は難航したが、ロイター通信は、経由五カ国にドイツを含めた六カ国が全輸送量の50%を使用できるとすることで最終決着したと伝えた。

PR

2009/07/14
09:40
米電気自動車会社に共同出資=独ダイムラーとアブダビのファンド

 【フランクフルト13日時事】ドイツの自動車大手ダイムラーは13日、同社が保持する米電気自動車(EV)ベンチャー、テスラ・モーターズの株式約10%のうち4割を、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の投資ファンド、アアバー・インベストメンツに売却したと発表した。(2009/07 /13-19:47)

2009/07/13
14:56
中国批判、トルコ突出 ウイグル騒乱「集団殺害」

 【テヘラン=吉武祐】中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の騒乱をめぐり、トルコの中国批判が突出している。エルドアン首相は大量の犠牲者が出た状 況を、ウイグル族への「ジェノサイド(集団殺害)」だと批判。民衆にも反中感情が高まっている。民族・言語がトルコ系でイスラム教徒であるウイグル族への 同情と、宗教・民族のつながりを重視する外交姿勢が背景にある。

 エルドアン首相は11日、「同化政策をやめるよう中国政府に求める」と述べた。騒乱発生以来、非常任理事国として国連安全保障理事会で取り上げる意向を示すなど、中国側の反発を招いている。

 特に「ジェノサイド」は、トルコがオスマン帝国末期の「アルメニア人虐殺事件」をめぐって否定し続けてきた言葉。首相の発言は、重みをわかったう えでの確信犯だ。ギュル大統領が6月末にウルムチを訪問、「ウイグル族はトルコ・中国友好の懸け橋」と強調した矢先だったため、失望感もあるとみられる。

 トルコは親欧米路線だが、欧州連合加盟交渉の停滞や米国の中東政策への反感もあり、民族感情が高まっている。イスラエル軍によるガザ攻撃があった際にはイスラム系財団に短期間で膨大な寄付が集まり、イスラム教徒の連帯を叫ぶ傾向も顕著だ。

 12日にはイスタンブールで反中デモがあり、数千人が参加。「東トルキスタン万歳」「ムスリムは残虐行為に負けない」などと叫んだ。

 首相の刺激的発言は、こうした大衆の声を意識したものだが、親イスラムの公正発展党政権には、トルコ系民族やイスラム諸国とのきずなを生かし、欧米との仲介役として立場を強める戦略もある。世界が注目するこの機会をとらえ、存在感を示す計算があるとみられる。

 ただ、トルコはクルド人への人権抑圧問題を抱え、他国の人権問題を突くのはリスクがある。加えて、中国は輸入額3位の重要な貿易相手国だ。エルギュン商 工相が中国製品ボイコットを呼びかけた直後、同省報道官が「政府の方針ではなく、大臣の個人的意見」とするなど、火消しに走る動きもある。

2009/07/13
14:42
アフガン:タリバン・米の対話支援 パキスタン軍広報官「仲介可能」

【ニューデリー栗田慎一】米CNN(電子版)は11日、治安が悪化しているアフガニスタン情勢について、会見したパキスタン軍広報官(少将)が、 「(アフガンの武装勢力)タリバンと米国との対話を、パキスタンが仲介することも可能だ」と述べた、と報じた。パキスタンでの武装勢力掃討作戦もアフガン 情勢を受けて混迷の度を深めており、広報官の発言は、アフガンの治安回復なしにはパキスタンも混乱するだけとの主張をにじませた形だ。

 オバマ米政権は今秋の米軍増派完了を前にアフガンで大規模な軍事作戦を開始。タリバンも自爆攻撃や仕掛け爆弾などゲリラ戦で抗戦している。治安は過去最悪の状態となり、8月20日に実施予定のアフガン大統領選の大きな懸念材料となっている。

 CNNによると、広報官は「対ゲリラ戦だけでは勝てない。政治的な手段が必要だ」とし、「人間は結局、対話に戻らなければならない」と強調。米国への対話支援ができるかと問われ、「可能だと思う」と述べた。

2009/07/13
14:37
パキスタン軍広報官:タリバンと米国の対話「仲介可能」

【ニューデリー栗田慎一】米CNN(電子版)は11日、治安が悪化しているアフガニスタン情勢について会見したパキスタン軍広報官(少将)が、 「(アフガンの武装勢力)タリバンと米国との対話をパキスタンが仲介することも可能だ」と述べた、と報じた。パキスタンでの武装勢力掃討作戦もアフガン情 勢を受けて混迷の度を深めており、広報官の発言は、アフガンの治安回復なしにはパキスタンも混乱するだけとの主張をにじませた形だ。

 オバマ米政権は今秋の米軍増派完了を前にアフガンで大規模な軍事作戦を開始。タリバンも自爆攻撃や仕掛け爆弾などゲリラ戦で抗戦している。治安は過去最悪の状態となり、8月20日に実施予定のアフガン大統領選の大きな懸念材料となっている。

 CNNによると、広報官は「対ゲリラ戦だけでは勝てない。政治的な手段が必要だ」とし、「人間は結局、対話に戻らなければならない」と強調した。また、米国への対話支援ができるかと問われ、「可能だと思う」と述べた。

 パキスタンは米国の支援を受け、79年にアフガンに侵攻した当時のソ連軍と戦ったイスラム勢力への支援を実施。90年代前半に発足したタリバンの支援につながった。

 広報官は「01年の米同時多発テロで、タリバン支援策は終わった」と述べたが、「軍情報機関は戦術として接点を維持している」と明らかにしたという。