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中東観察

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2009/07/09
12:31
北朝鮮を強く非難へ=サミット

 【ラクイラ8日時事】イタリアのフラティニ外相は8日、主要国首脳会議(サミット)が開かれているラクイラ市内で記者団に対し、北朝鮮が行った核・ミサイル発射実験についてサミットで「強い非難の声明を出す」と語った。AFP通信が報じた。
同外相は、イランの大統領選で不正疑惑に対する抗議行動を当局が弾圧した問題では「今後文言を詰める」と述べ、主要8カ国(G8)首脳の間でまだ声明の内 容をめぐり結論が出ていないことを明らかにした。ロシアが「内政干渉になる」として、強い非難に反対しているもよう。(2009/07 /09-00:22)
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2009/07/08
11:26
米ロ核軍縮 象徴的目標では困る

 米ロ首脳が第一次戦略兵器削減条約(START1)に代わる核軍縮条約の締結で合意した。オバマ米政権が掲げる核廃絶という最終目標への象徴的な一歩として評価したいが、問題は実行力だ。

 オバマ米大統領、メドベージェフ・ロシア大統領が合意した文書は、年末に失効する第一次戦略兵器削減条約に代わる核削減条約の大枠を定めたもの で、七年間で戦略核弾頭の保有枠を千六百七十五~千五百個に、また核弾頭の運搬手段を千百~五百に抑制する内容だ。現行は核弾頭が二千二百~千七百個、運 搬手段が千六百となっているため、上限枠で比べると概(おおむ)ね三分の一の削減幅となる。

 核兵器総数の九割以上を米ロの両国で占めている現状を考えれば、今回の削減合意は核拡散防止条約(NPT)が定めた核保有国の軍縮への取り組み義務の趣旨にも沿うものといえ評価できる。

 両国は、オバマ政権が最優先課題として取り組むアフガニスタンの対テロ作戦に関連し、米軍部隊のロシア領通過容認でも合意した。また、クリントン 国務長官とラブロフ外相を長とする合同委員会を設置しエネルギー、テロ対策、薬物密輸阻止など幅広い問題で協力を図ることでも一致した。冷戦時代のように 米ロ二カ国で国際問題が解決できた時代ではなくなって久しいが、八日からはイタリア・ラクイラで主要国(G8)サミットも始まる。軍事大国として緊張緩和 への指導力を引き続き発揮してゆくことを期待したい。

 一方で懸念も多々ある。最大の懸案だった米国のミサイル防衛(MD)の東欧配備問題は進展が見られなかった。配備の前提として米側は核開発を進め るイランの脅威をあげているが、そのイランは流血事態を招いた先の大統領選挙で再選されたアハマディネジャド大統領が当選直後にモスクワを訪問、ロシアに 接近している。

 このほか、北朝鮮による核実験強行、核保有国パキスタンへのイスラム原理主義組織タリバン攻勢など、核の脅威は日増しに現実味を帯びている。冷戦時代の核抑止論は有効性を失いつつあり、新たな国際的脅威に対応する枠組みはできていない。

 米ロ間にはグルジア、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題、コソボ承認問題など火種が多い。今回の合意を着実に実行に移していくためにも、両国はこれまで以上の強い政治的意思を示さなければならない。

2009/07/07
14:12
(2/2ページ)

2009.7.7 07:50

 しかも、WSJが報じたような宗派対立が深刻化する恐れは、問題の一部にすぎない。米紙ニューヨーク・タイムズは、29日付の社説(電子版)で、(1)イラク軍の育成(2)クルド人地域の統治方法(3)難民帰還(4)ヌーリ・カメル・マリキ首相(59)の権威主義(5)イラン、シリアなど近隣国への対応-への懸念を列挙し、米国の関与の必要性を指摘した。

 さらに、米主要紙には、バラク・オバマ米大統領(47)の米軍撤退政策に批判的な論調も。

 ワシントン・ポストは今月1日付の社説(電子版)で、米軍のイラク都市部からの撤退に合わせて、イラク各地でテロが頻発した事態を挙げて、「オバマ氏もマリキ氏も、(治安への)懸念をことさら軽く扱う傾向がある。2人とも、政治的動機があるのだ」と論じている。オバマ氏にとって米軍撤退は、米大統領選での公約であり、マリキ氏にも、来年のイラク総選挙を前に、強い指導者としてのイメージを国民に印象づけたいとの思惑があるという。米軍の完全撤退に向け、イラクではなお混乱が続きそうだ。

2009/07/03
12:13
アフガンで大規模なタリバン掃討作戦、米軍4000人投入

Photo
2009年 07月 3日 11:35 JST

 [SORKHDOZ(アフガニスタン) 2日 ロイター] 米中央軍は2日、イスラム武装勢力タリバンが支配するアフガニスタン南部のヘルマンド州で、オバマ政権発足後初めてとなる大規模な掃討作戦を開始した。

 この日の作戦では、米海兵隊約4000人が投入され、タリバンの拠点であり、世界最大のケシ(アヘンの原料)栽培地であるヘルマンド川下流地域をほぼ制圧した。

 海軍の発表によると、作戦で米兵1人が死亡したほか、けが人も出たという。

 また、同州での作戦開始前に、アフガン南東部で米兵1人が行方不明になったことが判明。タリバン司令官は、ロイターの電話取材に対して兵士の拉致を認め、米軍に拘束されているタリバン兵士と引き換えに解放に応じると述べた。



2009/07/03
12:11
米副大統領がイラク初訪問 タラバニ大統領らと会談へ

2009.7.3 08:36

 バイデン米副大統領は2日、イラクの首都バグダッドを予告せずに訪問した。6月30日までに都市部から撤退した米軍の戦闘部隊を訪ねたり、タラバニ大統領やマリキ首相と会談する予定。AP通信などが伝えた。

 バイデン氏のイラク訪問は副大統領に就任以来、初めてという。

 米大統領報道官は6月30日、イラク政策をバイデン氏が統括すると明らかにしていた。(共同)