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中東観察

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2009/07/15
09:50
アフガンで脅威増す路肩爆弾 米軍、装甲車両の導入急ぐ

14日、英国南部で、アフガニスタンで起きた爆発で死亡した英兵の死を悲しむ市民ら(ロイター)
14日、英国南部で、アフガニスタンで起きた爆発で死亡した英兵の死を悲しむ市民ら(ロイター)
2009.7.15 08:26

 【ワシントン=有元隆志】アフガニスタンで路肩爆弾などの簡易手製爆弾(IED)の被害が急増している。アフガンへの増派作戦を始めた米軍は、IEDを「最大の脅威」(マレン統合参謀本部議長)と位置づけて、被害を防ぐため装甲車両の導入を急いでいる。

 米軍によると、6月にアフガンでIEDを使った武装勢力による攻撃回数は736件と過去最高を記録した。昨年6月の攻撃回数(306回)から倍増している。米軍兵士らの死傷者数も増えており、23人が死亡、166人が負傷した。

 マレン議長は8日の講演で、「(IEDは)より精巧になってきている。イスラム武装勢力タリバンはIEDと他の手段の組み合わせで米軍と戦っている」と語った。

 マレン議長によると、アフガンに新型装甲車(MRAP)を数千両配置しているほか、さらにMRAPと同様の機能を持つ軽量の新型車両を12月から導入する予定という。

 米軍はこのほどアフガン南部で海兵隊員約4000人を投入して、大規模なタリバン掃討作戦を開始した。マレン議長は8月中頃までに戦況の評価作業を行い、さらなる増派が必要かどうかなどを判断するとしている。

 ゲーツ国防長官は増派戦略の遂行にあたり、アフガン駐留米軍トップのマキャナン司令官を更迭し、特殊作戦軍司令官を務めるなど武装勢力掃討作戦に手腕を発揮してきたマクリスタル氏を新司令官に起用した。

 アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンの活動が活発化しており、オバマ大統領は3月下旬に発表した新戦略を実施するにあたり、2万1000人の米軍増派を決めた。

14日、英国南部で、アフガニスタンで起きた爆発で死亡した英兵の死を悲しむ市民ら(AP)

14日、英国南部で、アフガニスタンで起きた爆発で死亡した英兵の死を悲しむ市民ら(AP)
14日、アフガニスタンで訓練するタリバン兵ら(ロイター)
14日、アフガニスタンで訓練するタリバン兵ら(ロイター)




人々が悲しむ姿が呼び起こす感情にボーダーはないな。
見ているだけでこちらまでキッツイもんが身体の中にゴロンと転がる。
どうしようもないのか。何ができることなのか。
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2009/07/15
09:42
米国 対イラン政策緊張続く イラクでのテロ支援を懸念

2009/7/15

 イラク北部のタルアファルや首都バグダッドで9日、爆弾テロが相次ぎ、少なくとも50人が死亡、90人以上が負傷した。米治安部隊がイラクの都市部から6月30日に完全撤退して以来、最悪の被害となった。北部モスルでも、アラブ人とクルド人の緊張をさらに高めようと、毎日のようにジハード(聖戦)戦士の襲撃がある。

 同日、少なくとも1つの火種が解消した。米軍が2007年1月クルド自治区アルビルで拘束した5人のイラン人を釈放し、イラクのマリキ政権に引き渡した。5人はイラク国内のイラン政府系事務所に勤務していたが、イラン革命防衛隊傘下のエリート特殊部隊「コッズ」への所属が疑われていた。

 イランの大統領選挙や核開発をめぐって、米国とイランの緊張が高まれば、イランがイラクのテロを支援する可能性が高まる。イランの首都テヘランでは9日、1999年の学生デモ10周年を機に数百人が集まり治安警察や民兵組織と対峙(たいじ)した。

 イランの強硬右派政権は、米国をはじめとする諸外国の「内政干渉」を批判し続け、核開発問題でも非妥協的な姿勢を崩していない。

 核開発問題や米国の関与政策に、イランがいずれ積極的に応えることも考えられるが、現在のように外国嫌いで反抗的なイラン政府との緊張は、今後一層高まる可能性がある

2009/07/15
09:41
イラク:油田地域編入に反発 クルド新憲法案、対立火種に

 【カイロ和田浩明】イラク北部のクルド自治議会が6月末に可決した新憲法案をめぐり、アラブ人主導の中央政府との対立激化を懸念する声が出ている。帰属未定の石油都市キルクークをクルド領と規定しているためで、中央側は反発、「後見役」の米国も難色を示している。13日にはマレン米統合参謀本部議長がキルクークを電撃訪問し地元政治家らと会談、帰属問題の解決を求めた。

 自治議会の発表では、新憲法案は6月24日に110人中96人の議員が賛成して可決された。現地情報によると、同案は、キルクークを含む帰属未定地域のクルド自治区への編入や、軍事組織「ペシュメルガ」を区外に展開する権利を規定している。新憲法案は住民投票を経て発効するが、25日に予定されていた投票は延期された。

 これに対し、連邦議会の議員50人やマリキ首相が率いるアッダワ党の幹部らが「連邦憲法に反する」などと強く批判した。

 イラク憲法はキルクークの取り扱いについて、フセイン前政権が進めた住民のアラブ化政策以前の状態への復帰と人口調査を行ったうえ、住民投票で帰属を決めると定めている。期限は07年末だったが未決着で、国連の仲介で協議が続いている最中に自治議会の決定が行われた。

 オバマ米政権でイラク政策を統括するバイデン副大統領も米ABCテレビのインタビューで、クルド側の動きは「状況の改善にはつながらない」と否定的な見方を示した。

 キルクーク周辺の油田は、イラク全体の推定埋蔵量の1割近い100億バレルを有するとみられる。アラブ化政策で、多数派住民だったクルド人やトルクメン人が郊外に強制移住させられた。富の配分や民族間問題をめぐる中央政府と自治政府の対立を象徴する都市といえる。

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2009/07/15
09:40
民間ヘリ撃墜か、7人死亡=アフガン

【ニューデリー14日時事】アフガニスタン南部のヘルマンド州サンギン地区で14日、駐留外国軍の契約民間業者のヘリコプターが墜落し、AFP通信によると、乗っていた民間人少なくとも6人が死亡した。6人の国籍は明らかでない。反政府勢力タリバンのスポークスマンは同通信に電話で、ヘリを撃墜したと主張した。
 州当局者によると、墜落現場付近の地上にいた子供1人も死亡した。(2009/07/14-22:11)

2009/07/15
09:40
【イラン騒乱】ムサビ氏、17日に礼拝出席か イラン紙報道

2009.7.14 21:21

 イラン紙エテマドは14日、6月の大統領選で敗退した改革派のムサビ元首相とハタミ前大統領が、17日にテヘラン大学で予定されている金曜礼拝に出席すると報じた。

 礼拝ではアフマディネジャド大統領の政敵で、ムサビ氏を側面支援していた保守穏健派の重鎮ラフサンジャニ元大統領の演説が予定されており、大統領選に関する発言が注目されている。

 会員制交流サイト「フェースブック」ではムサビ氏の支持者らが同氏とハタミ師が礼拝に出席するとして、市民に参加を呼びかけている。(共同)

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