忍者ブログ

中東観察

仕事の合間にちょくちょくこちらへ逃避予定。 もっぱら趣味。(09`06/02) 最近ではもっぱらデータバンク化。 ご自由にご利用下さい。(09`07/01) ※リンクはご自由にどうぞ。 最近相互リンクのご依頼が相次いでいますが、まずはリンクを張られてからお問い合わせ下さい。こちらも迅速に対処いたします。(09`07/01)
RECENT ENTRY RECENT COMMENT

2026/01/27
05:04
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/06/29
13:18
イラン 報道弾圧くぐり抜ける新メディア 民主化の同志はネットの先に

 オバマ米大統領は23日、イラン大統領選挙後の混乱について「圧制で平和的に正義を求める取り組みから世界の目をそらすことはできない」と語った。

イラン政府は、携帯電話などの通信手段や報道機関を取り締まることで、大統領選挙後の抗議行動に関する報道を規制しようと躍起になっている。

しかし、イランの活動家は、短い文章を送受信するネットサービス「ツイッター」や動画共有サイト「ユーチューブ」などのインターネットサービスを利用して自らの言葉や写真、ビデオ映像を配信し、大統領選挙後の状況を西側へ伝えることに成功している。

≪支えるIT企業≫

今回の混乱によって、欧米のハイテク企業が、イラン国内の政治活動に深くかかわっていることが浮き彫りになった。

ツイッターを使って報道弾圧を回避しようという方法そのものは、メディアが大々的に取り上げるほど目新しいものではない。イランにおけるツイッター利用で新しかったのは、反政府活動への支援と新興テクノロジー企業との結び付き方だった。

新興テクノロジー企業にとってイランは経済的な利害とほとんど結びついていない。しかしツイッターは「イランにおける重要な情報伝達手段となっている」との理由でサービスを中断して行う保守作業を延期した。

ツイッターは米政府から保守作業延期の要請があったことを公式には否定しているが、多くの報道機関がその可能性について指摘している。

ユーチューブは、主要報道機関からのイランについての情報が制限されている現状を考慮し、暴力的な表現に対する規定を緩和した。

銃撃を受けて絶命しつつある動画がツイッターやユーチューブで配信されたイラン人女性ネダさんらの写真を手に、スイスでデモを行うイラン出身者ら=24日、チューリヒ(AP)
●銃撃を受けて絶命しつつある動画がツイッターやユーチューブで配信されたイラン人女性ネダさんらの写真を手に、スイスでデモを行うイラン出身者ら=24日、チューリヒ(AP)

イラン政府によるデモ活動の取り締まりは裏目に出ている。政府が、両者の言い分を伝えるという職業倫理を持つ海外の報道機関を排除したために、イランに 関する報告はブロガーや市民ジャーナリストの手によるものが大部分となり、彼らの撮影したビデオ映像が世界の主要メディアで流されたためだ。

≪小さな自由利用≫

イラン政府が遮断しきれなかったことで、インターネットの強靭(きょうじん)性も明らかになった。とくに、携帯機器や無料の情報共有サービス、創意工夫と自分自身の言葉を伝えたいと考える人々が一体となったときに、インターネットは力を発揮する。

イランで抗議活動を行う人たちは、どのように新しい情報伝達技術を活用して検閲をくぐり抜け、西側の報道機関やテクノロジー企業から支持を取り 付けるのか、世界中の活動家に手本を示した。それは、うわべだけの民主主義を名乗る国々にとっても教訓となっただろう。市民は、さらなる自由を手に入れる ためには、どんな小さな自由も利用する。そして、とくに欧米政府からの支持が得られたとき、新しい情報技術によって自由の獲得が促される。
PR

2009/06/29
13:17
イスラエル:ガザ攻撃を精査 国連、公聴会開始

 【エルサレム前田英司】イスラエル軍による先のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃を精査する国連の調査団は28日、ガザ市内で、地区内の被害実態を聞き取る公聴会を2日間の日程で始めた。市民らから直接証言を集め攻撃過程での国際法違反について調べるという。

 昨年12月27日から約3週間続いたガザ攻撃では、1300人以上のパレスチナ人が死亡、1万世帯が家を失ったとされる。一方、イスラエル側の犠牲者は13人だった。

2009/06/29
13:17
From:イラン バシジも十人十色

バシジ。「民兵」とも「志願兵」とも訳されるが、今回のイラン大統領選後の混乱で、過激派のような印象が定着してしまったようだ。

 選挙に「不正」があったとして再選挙を求める改革派の抗議行動の現場で、「ネダ」という名の女子学生が銃弾に倒れた。その瞬間の衝撃的な映像が世界に流れ、彼女は抗議運動の象徴として「イランの天使」となった。その天使を撃ったのがバシジだ。

 改革派ムサビ元首相の支持者と治安部隊の衝突の最前線には、大抵、バシジの姿があった。

 今月13日の開票結果発表後、支局近くの広場でも暴動が起きた。一帯を埋め尽くした市民が投石し、銀行や車両を破壊した。路上でタイヤやゴミ箱を 燃やした。駆け付けた警官隊はすぐに退却。代わって到着した私服のバシジ集団が、こん棒などを手に「暴徒」に突撃し、追い払った。

 バシジは革命防衛隊の傘下にあるが、民間人だ。当局は警官隊や軍隊ではなく、バシジを矢面に立たせることで「市民同士の抗争」にし、改革派支持者の怒りの矛先が、極力当局に向かわないよう考えたのだろう。

 バシジと言えば、イラン・イラク戦争(80~88年)中の人海戦術を思い出す。天国行きの「殉教」を報酬に、多くの少年たちがイラクへの地雷原を突撃し、後続の本隊進攻の捨て石になった。

 先の暴動の翌々日、バシジの青年(28)と話す機会があった。市内移動で使った乗り合いタクシー運転手で、本業は学生だ。

 「どこかの衝突の現場に駆け付けたの?」

 「いいえ。僕はムサビさんを支持してるから」

 バシジも革命防衛隊も、保守強硬派のアフマディネジャド大統領支持一色ではなく、案外と例外がいるらしい。前々回の01年選挙では、真偽は不明だ が、革命防衛隊の4分の3が再選を目指した改革派ハタミ大統領(当時)に投票したとの情報もあり、こうした組織とて、一枚岩ではない。

 「緊急招集令を無視しても、ボランティアだから怒られることはない」。笑顔を絶やさない青年はそうは言いながら、「僕たちが現場にいるだけで暴動の抑止力になるからね」と、いつまでも無視するつもりはないようだった。

 バシジの要員は数百万人とも言われるが、銃器を持つのは、軍事部門に所属し訓練を受けた者だけ。地域でコーラン(イスラム教聖典)や書道などを教える文化活動の従事者も少なくない。青年もその一人だ。

 バシジになると、生活費や学費の支援、就職などで優遇がある。多くは信仰心の厚い、低所得者やその子弟たちだ。

 一方、抗議行動に参加した改革派支持者は、多くが衣食足りて「自由」を求める中間層以上である。衝突の最前線には、社会の格差という亀裂が走っているのだ。【春日孝之】

2009/06/29
13:16
◇気晴らしは戦闘ゲーム

 「子供たちは元気かい」。夕刻、サラーノ基地にある電話・インターネットセンターを訪れると、母国に電話する米兵士らであふれ返っていた。その奥のゲームセンターで、米兵が黙々とビデオゲームに没頭している。「一番人気は戦闘モノだね」と米兵が言う。

 ベトナム戦争時代は基地内で飲酒できたが、ブッシュ前政権が01年に始めた「対テロ戦争」では、飲酒の全面禁止が徹底されている。前線の兵士は早 朝に基地を出て、徹夜の作戦活動も少なくない。常に武装勢力の仕掛ける手製爆弾(IED=即席爆破装置)を警戒するため、毎日が緊張の連続だ。

 兵士の好む気分転換はジムでの運動や映画観賞、ゲームなど。基地内には米国のピザ屋も走り回る。しかし、遠隔地の基地では業者がいないため、食堂 での調理も兵士が担当する。イラク戦争の経験もある軍曹(25)は「ここでの生活は毎日が死と隣り合わせだ。うまく気分転換しなければ、正気でいられなく なるよ」と笑った。

2009/06/29
13:15
アフガン:憎悪の海の浮島--米軍基地 狙われる地元住民、隣に漂う死

 <世の中ナビ ワイド NEWS NAVIGATOR 国際>

 アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンと戦う米軍の前線基地を軍同行(エンベッド)取材で訪れた。同国南東部ホースト州のサラーノ米軍前線基地 は「ロケットシティー」の異名で呼ばれ、武装勢力のロケット弾攻撃が絶えない。基地で働くアフガン人を殺傷する非情のテロも続く。「戦場のアメリカ」の姿 を追った。【大治朋子】

 ■ロケット弾の雨

 「ドーン、ドーン」。6月4日早朝、サラーノ前線基地のテントに泊まった記者は全身に響く爆音で跳び起きた。砲撃は10回ほど続き、緊急避難を命 じるサイレンが鳴った。「防空壕(ごう)に避難するぞ」。ベニヤ板で隔てた隣で眠っていたドイツ人男性記者の呼びかけでテント前の壕に飛び込む。約10分 後、避難命令は解除された。武装勢力が基地内にロケット弾を撃ち込み、米軍が砲撃したという。

 サラーノ基地はアフガン第2の米軍前線基地で、米兵3500人を擁する。砂漠の中にあり、パキスタンと国境を接する南東部の要衝だ。戦闘激化に伴 い「武装勢力の爆弾は我々アフガン人を直撃するかもしれない」。基地で情報業務に携わる男性(25)が淡々と言った。妻と1歳半の息子がいる。最近は治安 悪化で通勤が難しくなり、基地に泊まる日々が続く。家族には「基地で働かないで」とせがまれるが、彼には「夢」がある。

 ■戦争のない国へ

 米政府は基地で一定期間以上働いたアフガン人の一部に、特別に米国移住のためのビザを交付している。男性はその対象に選ばれるのを待っているのだ。「幼いころからずっとこの国は戦場だった。戦争のない場所で家族と暮らしたい」。男性はそうつぶやいた。

 基地で働くアフガン人の大半は清掃や建設工事の手伝いをしている。大工経験のあるスピウドさん(26)によると、特別な技能のない労働者の日給は 約6ドル(約500円)。スピウドさんはその約2倍。首都カブールなど大都市では同程度の給与を得ることも可能だが、「ここなら自宅から通えるし、米軍の 食堂や病院を無料で使える」。

 だがその労働者たちも、最近の治安の悪化には懸念を強めている。同基地前では5月中旬、労働者の出勤時間帯を狙った大きな自爆テロがあり、アフガ ン人労働者7人が死亡、21人が負傷した。基地内で工事の監督を務めるモハマドさん(43)は「タリバンは我々を狙い、通勤路を調べて待ち伏せしている。 毎日道を変えなければ危ない」と話す。

 オバマ米政権は今春から2万人余のアフガン増派を順次開始。6月中旬までに、アフガン駐留米軍は約2万9000人になった。ホースト州など南東部 の治安対策強化により、戦闘が激しくなった。一方、武装勢力は警備の手薄なアフガン国軍や基地労働者らへのテロ攻撃を強めている。

<<< PREV     NEXT >>>