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中東観察

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2009/06/29
13:14
イラン大統領選:現職再選 英大使館の8人を拘束 「9人拘束4人釈放」情報も

 【テヘラン支局】ロイター通信などによると、イラン政府当局は、大統領選後の混乱に関与したとして、テヘランの英国大使館の現地スタッフ8人を拘束した。革命防衛隊系のファルス通信の28日の報道として伝えた。拘束は9人でうち4人が釈放されたとの情報もある。

 これに対し英国のミリバンド外相は28日、訪問中のギリシャ・コルフ島で報道陣に「全く容認できない嫌がらせ、脅しだ。無事の解放を望む」と述べた。

 一方、AFP通信によると、「開票の不正」を理由に再選挙を求めてきた改革派ムサビ元首相は27日、護憲評議会が投票箱の10%の再集計などのた めに設置を表明した特別委員会について、支持しない意向を示した。ムサビ氏は「10%の再集計に制限するのでは、世論を納得させることはできない。選挙結 果の無効が問題解決の最も適切な手段」とウェブサイト上で表明した。

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2009/06/29
13:14
イラン大統領選:現職再選 勢い増す革命防衛隊 警察・軍事色、一層強まる可能性

【テヘラン春日孝之】イランのイスラム体制は、大統領選後の改革派による抗議行動で革命(79年)以来最大の混乱に見舞われた事態を受け、治安維持 を一層強化するとみられる。「内外の脅威」に対応する革命防衛隊の存在感も飛躍的に高まっており、イランが警察・軍事国家の色彩を強める可能性がある。

 高位聖職者アフマド・ハタミ師は26日、金曜礼拝での演説で「社会の平穏を乱し、公共の財産を破壊すれば、神への戦いであり、死刑に値する」と述べ、改革派ムサビ元首相らに警告した。

 情報省や内務省、革命防衛隊の情報機関は改革派のジャーナリストや学者などの摘発を続けており、今後も混乱の未然防止を目的に監視体制強化を図る ことは必至だ。逮捕された評論家レイラズ氏はかつて、毎日新聞の取材に「治安機関や革命防衛隊が新たな特権階級として台頭している」と指摘していた。

 特に革命防衛隊は、兵力では正規軍の40万に比べ12万人余と劣るが、傘下に数百万の動員力がある民兵組織バシジを抱え、精鋭の特殊部隊を擁して対外工作や核開発、ミサイル戦略を担うとされる。

 レイラズ氏によると、活動は軍事面にとどまらず、革命防衛隊出身のアフマディネジャド大統領就任(05年)を機に、経済や政治の分野でも一気に主 役に躍り出た。経済分野への進出は、イラン・イラク戦争(80~88年)直後、戦争の現場で培った土木工学技術を国土再建に生かそうと始めた。現政権下で 「入札なしの契約」という特別な配慮を受け、石油・天然ガスの開発や空港・地下鉄建設といった公共事業などに根を広げてきた。

 政界進出に関しても、現政権は閣僚や大使、知事などの要職に革命防衛隊出身者やその関係者を抜てきした。閣僚では今回の選挙を仕切った内相をはじめ、21人中14人が該当者とも言われる。

 政界進出は、改革派のハタミ大統領時代の99年、民主化を求める学生運動が契機だと指摘される。革命防衛隊は今回、抗議運動に再三、警告しており、軍事力を背景に政界への影響力を一層拡大させることは確実だ。

 最高指導者ハメネイ師を頂点とする聖職者体制は、その基盤強化を目指し、革命防衛隊を育て、同時に依存を強めたことで、逆にその意向を無視できなくなった面もある。

 革命防衛隊の創設者の一人で、今は米国に居住し反体制活動を続けるサゼガラ氏は、聖職者支配の行方を左右する「巨獣」に変容したと指摘する。

2009/06/29
13:13
イラク:駐留米軍、都市部からあす撤退 治安悪化を懸念の声も

【カイロ和田浩明】イラク駐留米軍の戦闘部隊が30日、都市部からの撤退を完了させ、イラクの軍や警察が治安維持に責任を持つことになる。昨年11 月に両国政府が合意した11年末の完全撤退に向けた重要な一里塚だ。マリキ首相はイラク部隊の能力に自信を見せるが、撤退を前に多数の死傷者を出す爆弾テ ロが相次ぎ、国民の間には懸念がくすぶる。治安が大幅に悪化すれば、オバマ米政権がアフガニスタンで展開する対テロ作戦にも影響が出かねない。

 米軍は都市周辺の基地に移り、武装勢力の掃討作戦やパトロールなどもイラク側が責任を持つ。米軍はイラク側の要請があった場合に治安活動に協力することになる。

 マリキ首相は27日、「我々は今や、治安を維持できるようになった」と強調したが、同時に武装勢力に対抗するには国内の統一も必要だと発言。宗派間や民族間の対立による紛争の再燃を避けるよう国民に呼びかけた。

 イラクでは20日以降、バグダッドや北部キルクーク周辺のイスラム教シーア派地域を中心に爆弾テロが頻発、約250人が死亡した。毎日新聞のバグダッド通信員によると、市民の間では、イラク治安部隊の能力への懸念も聞かれる。

2009/06/29
13:07
一部票再集計は拒否

ムサビ氏ら 護憲評議会に疑問



【カイロ=松本眞志】イラン大統領選挙の候補だった改革派のムサビ元首相とカルビ元国会議長は27日、それぞれウェブサイトを通じて声明を発表 し、選挙結果の承認権を持つ護憲評議会が提起した選挙票の一部再集計の提案を拒否し、改めて投票そのものの無効を訴えました。両氏は声明で、イランの意思 決定機関の一つである護憲評議会の権威と正統性に初めて公然と疑問を投げかけました。

 ムサビ氏は声明で、「この種の再集計は不明確さを排除できない。投票の無効以外に問題解決の道はない。なぜなら護憲評議会のメンバーのなかには公平でないものがいるからだ」と主張。カルビ氏も同様の意見を表明しました。

 護憲評議会は国会決議を審議し、選挙候補者の適格審査を行う権限を持つなど、最高指導者に直結する国の最高意思決定機関。メンバー12人中、聖職者6人が現職大統領支持の最高指導者ハメネイ師による任命です。

 同評議会はすでに、重大な違反はみられないとして再選挙の要請を否定し、アハマディネジャド大統領の再選を確定しています。

2009年6月29日(月)「しんぶん赤旗」

2009/06/29
13:03
レバノン新首相のハリリ氏 ヒズボラ含む挙国一致内閣を目指す

2009.6.28 23:31

 【カイロ=村上大介】レバノンのスレイマン大統領は27日、今月7日に行われた総選挙で勝利した与党連合を率いるサアド・ハリリ氏(39)=未来潮流党首=を首相に指名した。ハリリ氏は、親シリア派のイスラム教シーア派組織ヒズボラ(神の党)など野党連合を加えた挙国一致内閣の樹立を目指すと表明した。

 サアド氏は2005年に爆殺されたラフィーク・ハリリ元首相の次男で、父親暗殺はシリアの仕業と主張している。事件後の総選挙で「反シリア連合」は勝利したが、その後の内閣は事実上、機能麻痺(まひ)が続き、昨年5月、与野党の武力衝突で80人以上が死亡する事態へと発展。カタールが仲介に入り、野党勢力に閣僚ポストの3分の1を与える妥協案で事態は収拾された。

 しかし、野党が閣僚の3分の1を占めることは、野党が閣議決定を阻止する拒否権を握ることを意味し、ハリリ氏ら与党指導者は選挙前から「野党に拒否権は与えない」と繰り返し発言してきた。

 これに対し、野党側は挙国一致内閣に参加する条件として、総選挙前と同じ閣僚数の割り当てを求めており、挙国一致内閣の組閣は難航が予想される。ハリリ氏は25日、ヒズボラ指導者のナスララ師と会談したが、協議継続で合意するに留まっている。
 

 与党側にとっては、政府軍よりも強力なヒズボラの武装解除問題も重要な課題となっているが、ハリリ氏は「対話を通じて解決する必要がある」として、ヒズボラ側を刺激しないよう融和的な姿勢を示している。

 サウジアラビアで 巨万の富を蓄積した父親の事業を引き継いだサアド氏は建設、不動産、金融、メディアなど中東でも有数の財閥総帥でもあり、個人資産は、世界金融危機で昨年 の33億ドルから急落したものの、2009年も14億ドルと推計されている。父親の暗殺を受けて、与党連合の中心的な指導者の1人として4年間活動してき たが、首相就任で政治家の資質を本格的に試されることになった。

 

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