2024/11/27 17:46 |
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2009/07/16 11:19 |
イラン北部で旅客機が墜落、168人全員死亡 |
【テヘラン=久保健一】イラン国営テレビによると、テヘランから隣国アルメニアの首都エレバンに向かっていたイラン・カスピアン航空旅客機が15日正午(日本時間同日午後4時30分)頃、イラン北部カズビン近郊に墜落し、乗員・乗客168人全員が死亡した。
乗客に日本人がいるとの情報はない。
イラン航空当局によると、同機はロシア・ツポレフ製で、離陸から16分後に墜落した。
2009/07/16 11:18 |
イラン旅客機が墜落 乗客・乗員168人が死亡 空中で出火、地上に激突 |
【カイロ=村上大介】 イラン国営テレビによると、同国のカスピアン航空の旅客機が15日昼前(日本時間同日午後)、首都テヘランから北西約130キロのガズビン州で墜落した。 同機には乗客153人、乗員15人の計168人が搭乗しており、同テレビは政府当局者の話として、全員が死亡したと伝えた。
同機は、アルメニアの首都エレバンに向けて午前11時半過ぎ、テヘランのイマーム・ホメイニ国際空港を飛び立ち、16分後にレーダーから姿を消した。ロシアのツポレフ154型機だった。
ファルス通信などによると、同機は機械故障で緊急着陸しようとしたが、空中で火に包まれて墜落。地上で爆発し、現場には深さ数メートルの穴が空き、機体の破片などが数百メートル先まで飛び散っている。
日本人乗客はいないもようだが、メヘル通信によると、イランの少年柔道ナショナルチームの選手8人とコーチ2人が乗客に含まれていたという。
イランは1979年のイラン革命後、米国の制裁が続き、米欧製旅客機の購入や部品調達ができず、ロイター通信によると、ツボレフ154型機の墜落事故は2002年以降3件にのぼり、03年にはロシア製の軍用輸送機イリューシンが墜落し、乗っていたイラン革命防衛隊員ら302人が死亡している。
2009/07/16 11:16 |
アフガンに初の国立公園、至宝の湖沼群に託す夢 |
戦火の続くアフガニスタンの山奥に、まるで別世界のような美しい湖沼群がある。この景勝地がこの国で最初の国立公園 に指定され、先月現地で開園式が開かれた。観光客の誘致など、この国にはまだ無縁の高望みのように見える。しかし、これを平和回復と復興の第一歩にしたい という人々の願いは切実だ。
「世界で一番きれいな湖がこの先にある」。そう耳にしたのは、タリバン政権が崩壊した翌年の春にアフガン中央部のバーミヤンを訪れたときだった。バンデアミールという名前だという。車で2、3時間の距離だが、道路にはまだ雪が残り、地雷の危険もあると聞いて結局、行くのをあきらめた。
バーミヤンの 町から西へ約80キロのバンデアミールは大小5つの湖から成る。湧(わ)き水の中に含まれる石灰が長年の間に堆積(たいせき)して天然の堰(せき)とな り、湖が生まれた。周囲の切り立った断崖(だんがい)と荒涼とした大地、湖の澄み切った深い青。その鮮烈な対照は「アフガンの至宝」といわれる。
独特の深い青は、水中に多く含まれるミネラル分のためだという。1日の間でも光の差し方によって色調が変化する。その青の見事さは古来、この地域の特産だった貴石ラピスラズリにも例えられる。標高2900メートル、ヒンドゥークシ山脈の山々に抱かれた高原の別世界である。
先月中旬に現地であった国立公園誕生を祝う式典にはハリリ副大統領やアイケンベリー米大使など数百人が参列した。同大使は「この美しい景観は将来への希望 を示している」とあいさつし、アフガン政府代表も「やがて世界中から人々が必ずやって来る」と観光再生への夢を語った。
バンデアミールのあるバーミヤン州はアフガンで特異な位置を占める。住民の多くが日本人に顔立ちのよく似た少数民族のハザラ人であることだ。この国の多数派はスンニ派だが、ハザラ人の大多数はシーア派であり、それはバンデアミールという名前にも投影している。
ダリ語で「王の堰」という意味だが、王というのはシーア派の初代イマーム、アリーを指す。「アリーが霊力を使って湖をつくり、畏怖(いふ)した暴君をイスラム教に帰依させた」。「洪水に苦しむ住民の訴えを聞き、アリーが霊力で堰をつくった」。アリーへの畏(い)敬(けい)の念を刻むさまざまな言い伝えが残っている。
シーア派のハザラ人が住むというバーミヤン州の特質は「アフガン一」といわれる治安の良さに直結している。スンニ派主体のタリバン政権下でハザラ人は徹底的に弾圧された。このため住民の反タリバン感情は強く、攻勢を強めるタリバンもこの地域には浸透できていない。
1970年代末に内戦が始まるまでバーミヤンには国内外から多くの観光客が訪れた。カブールの古本屋で買った77年出版の政府観光局の旅行案内書による と、バンデアミールには数軒のホテルとキャンプ場もあったようだ。1日に何台ものバスがここに観光客を運んできたともいう。
観光再生の取 り組みは少しずつ具体化しているようだ。カブールからバーミヤンまで今は8、9時間かかるが、道路の改修・拡幅工事が進んでいる。共同通信の現地通信員を していた写真家の安井浩美さんがバーミヤンの町にホテルを開いたことも最近の現地発の記事で知った。タリバンが破壊した大仏跡のある断崖(だんがい)を望 む眺望絶佳の場所にあり、日本食も出すという高級ホテルだ。
しかし、戦火の続くこの国にどれだけ観光客が来るのか。思いだすのは20年ほ ど前に取材で訪れたアンコールワットだ。カンボジアが世界に誇るこの大遺跡も内戦のため人影はほとんどなかった。それが今や世界中から年に100万人以上 が押し寄せる観光の大黒柱だ。平和が戻れば必ず人は来る。バンデアミールがアンコールワットのようになる日は果たして訪れるだろうか。
(在バンコク・ジャーナリスト 鈴木真)
・・ 行ってみたいもんだ。
後で画像を探してみます。
2009/07/15 12:14 |
オランダにアフガン駐留NATO部隊への参加継続を望む=米大統領 |
2009年07月15日10時18分 / 提供:時事通信社
オバマ大統領は、アフガンに駐留する連合軍へのオランダの参加が議論の的になるのは分かっていると述べた。大統領によると、バルケネンデ首相との会談で は、NATO主導の国際治安支援部隊(ISAF)の一員としてオランダがアフガンで果たしている重要な役割について協議した。大統領はオランダ軍について 「アフガンに展開する最も傑出した軍の一つであり、軍事的な能力だけでなく、現地の文化や政治に対する洞察力も非常に優れている」とたたえた。
これに対しバルケネンデ首相は「私と大統領は同じ価値観を共有している。大統領とは人権、金融危機、それにエネルギーや気候変動の問題について協議した」 と述べた。さらに「われわれは非常に多くの共通した事柄を抱えているので、協力できると確信している。アフガンでも協力することが大切だと考える」と語っ た。そのうえで「オランダがアフガンに背を向けることはないと強調したい。われわれは責任を感じており、要請があれば、協力を真剣に検討する」と力説し た。
オランダは現在、約2000人の部隊をアフガンに派遣している。同部隊はISAFに参加して、主として同国南部のウルズガン州に展開している。オランダ部隊の駐留期限は2010年に切れる予定になっている。〔AFP=時事〕
2009/07/15 11:34 |
ウイグル暴動:アル・カーイダ、中国に報復宣言 |
2009年07月15日09時17分 / 提供:朝鮮日報
ロンドンに本部を置く危機管理情報会社 「スターリング・アシント」は最近、顧客企業に対し、北アフリカのアルジェリアにあるアル・カーイダの分派「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織 (AQIM)」が北アフリカで働く中国人に対する報復攻撃を指示したとの報告書を配布した。
14日付香港紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、同報告書はAQIMによる指示文を直接見た人物から得た情報を基に作成されたものだという。AQIMは6月17日にも中国人建設労働者を警護していたアルジェリアの警察部隊を襲撃し、24人を殺害している。
アル・カーイダが中国人や中国企業を直接的なテロ目標とする命令を下したのは今回が初めてだ。同報告書はほかのアル・カーイダ組織もAQIMに追随する可 能性があると分析した。同報告書は「中国国内のイスラム教徒が直面した状況に対し、国際的な聖戦団体が憤怒している。イエメンにあるアル・カーイダ組織が 親中的なサレ政権を打倒するため、中国企業の現場を攻撃する可能性もある」と指摘した。
同香港紙によれば、国際テロ問題専門家は「最近のイスラム圏の雰囲気からみて、アル・カーイダの攻撃命令は驚くに値しない」と指摘した。
一方、今月5日の暴動発生以降、中国の在外公館に対する抗議が相次いでいる。トルコ、カザフスタン、キルギスタン、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、 米国に続き、13日にはインドネシアのジャカルタでも抗議行動があった。各地では数十人から数百人のイスラム教徒が中国によるウイグル族弾圧を批判し、ジ ハード(聖戦)を誓う内容の集会が開かれた。
中国も座視してはいない。特にトルコのエルドガン首相が今月10日、ウルムチでの暴動を 「大量虐殺」だと表現したことに強く反発している。中国外務省の秦剛報道局副局長は14日の定例会見で、死者の大半が漢族である点に言及し、「いったいど の国でこういう出来事を虐殺と呼ぶのか」と反論した。中国の英字紙チャイナ・デーリーも14日、「事実をねじ曲げるな」という社説を掲載し、「死者のうち 137人は漢族だったという事実は、事態の本質を証明して余りある」と指摘。その上で、エルドガン首相に対し、「内政干渉にほかならない発言を撤回せよ」 と要求した。
香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員
不謹慎ながら興味深い事態になってきたな。仏教徒を尊敬している当方にとって、チベットに対する漢民族の目に余る行為は長い間不愉快の種であったが、イスラム教徒は仏教徒のようにはいかない。中国への報復を宣言するアル・カーイダ。すごい様相を呈してきた。
・・ まだまだ人が死ぬのか。